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【YFM 夕刊フジmusic】新型コロナ禍で苦境に立たされたロック 頭脳警察・PANTAが緊急メッセージ!「音楽は聴いている人の免疫力を高める」

 音楽は、ロックは、この苦境にどう立ち向かえばいいのだろうか。ライブハウスは新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)の根源のひとつとされ、ロックは思わぬ矢面に立たされている。頭脳警察のPANTAが危機のなか、緊急メッセージを寄せた。

 ■会場に来てくれるみなさんが安心してライブの日を迎えられるかどうかが一番

 今、音楽界はかつてないほど厳しい状況に晒されている。ライブ中止が相次ぎ、全体的な流れは15日までがひとつの期間として区切られているが、それも現在の時点では定かではない。新型コロナウイルスの収束ははっきりとは見えないままだ。

 とにかく、近々の“無事”という報せを待っているが、今、ライブについての有無を問われれば、会場に来てくれるみなさんが安心していらっしゃることができるかどうかが一番だと思っている。

 ライブを実施するのか、それとも延期、中止の判断もまた、ミュージシャンに与えられた使命だと思う。ましてや閉鎖された空間で換気が悪く、人々が密集する場所ということで、ライブハウスはその対象として見られている。明らかに慎重な取り組みが必要であり、実施するとしても“強行”ではない形をしっかり整えたい。

 しかし、決断を下す時点において、頭脳警察は人に指図されて結論を出すことなどしない。政府の見解とか、世間の情勢とか、周囲の意見などによっての結論ではなく、あくまで頭脳警察が見極めるのは、会場に来てくれるみなさん、我々ミュージシャンを含めたスタッフが安心してライブの日を迎えられるかどうか、それに尽きる。

 ミュージシャンに限らず、コンサートスタッフ、ホール関係者、イベンター等々。音楽業界に携わる皆が、苦境に立たされている。長らく続けば、疲弊して、耐えられなくなる者も出てくるだろう。

 だからこそ、あきらめず、ライブ実現に向けて立ち向かう姿勢も大切だ。頭脳警察は4月4日にライブを行う予定だが、最後の最後まで真剣に取り組む。仮に不安が残っていたら、配信など様々な手段を模索していく。ステージに上がる直前までできる限りのことをしていくつもりだ。

 人類はこれまで、様々なウイルスと戦い、打ち克ってきた。手洗い、うがいなどは当然のこと。試練は続くが、正しく恐れて、過度の対応を取ることなく乗り越えていければと思う。

 エンターテインメントとしての音楽を余計なものと捉える向きもあるが、頭脳警察は“音楽は聴いている人の免疫力を高める”ことを信じて疑わない。人々が生み出すパワー。たかがロック、されどロック。どんな状況下でも、頭脳警察はロックし続けていく。

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