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【桂春蝶の蝶々発止。】GoToトラベル「旅行と自粛」は「命と命」の問題 大きな矛盾を受け入れる「優しさ」必要では (1/2ページ)

 政府の観光支援事業「Go Toトラベル」に非難が集中しています。「旅行すること」と「自粛すること」。この大きな矛盾に対して、誰もがそれぞれの立場で意見を言っている。

 「自粛警察」なんて言葉が流行っているようですが、彼らが一等強いのは常に、生命第一という「錦の御旗」を持っているからです。「新型コロナウイルスで命が失われたらどうするのか?」。それ以上の正義は、世の中になかなか存在しないし、その主張は正しい。

 しかし、コロナ禍の直撃を受けた観光業界の方々からすると、もはや「死」の一歩手前に立たされている。それも事実であります。

 失業率が1%悪化すると、自殺者が1000~2000人増えるというデータもあるそうです。自粛警察の方々に申し上げたいのは、もはや「命と経済」の問題ではなく、「命と命」の問題であるということです。

 経済的打撃による犠牲者は、最終的にはコロナの死者数を上回ってしまう気がします。それを踏まえて、生命第一という主張を持ち続けるとすれば、「自粛やめよう警察」に変化するのが筋ではないですか。

 7月1日から23日までの、日本での新型コロナの死者は18人。お亡くなりになった方々には、心よりお悔やみを申し上げます。新規感染者増や、医療体制の危機は心配です。

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