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【テリー伊藤 狸の皮算用】五輪は日本がイニシアチブを取れ! 開催国から延期を申し出るべき (1/2ページ)

 本来なら、本日28日は東京五輪の前半戦の華、競泳や柔道が佳境に入っているはずだったんだね。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、来年に延期された東京五輪の観客数を制限する可能性を示唆した。その一方、無観客開催には否定的だった。また、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は「大会を中止した場合、費用は倍かかる」と話している。

 IOCもJOC(日本オリンピック委員会)も、希望的観測で甘く考えているのか。米国の感染者数は400万近くに達し、死者も14万を超えた。ブラジルも死者が8万超。収束への道筋は見えない。こんな状況の中、ノンキなこと言っているんだろう。

 この春、ソウル五輪柔道の銅メダリストで「女三四郎」と呼ばれたJOCの山口香理事が、延期決定の5日前に「延期すべき」と言い、JOCの山下泰裕会長から「何を言っているんだ」と一喝された。

 スポーツ界で声を上げたのは、この山口理事だけ。選手たちも黙ったままだ。それでいて、日本のスポーツ選手は監督の言いなりで、試合中も自分で判断できないと批判される。そういうふうにしたのはだれなんだ。

 各社の世論調査などでは、再延期を望む声も多く、来年の開催はやっぱり難しい。JOCが「東京五輪は絶対に開催する」と声高に叫んだって、世界のアスリートが東京に行くのを拒否したらどうするんだ。ここは世界から言われる前に、日本から延期の提案をするべきではないか。

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