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【高須基一朗の“瞬刊”芸能】41歳・上地雄輔が見せた“野球魂” 後輩・成瀬善久と対決

 「炎の体育会TVSP」(TBS系、8月1日)の人気企画で、腕に覚えがある芸能界の野球経験者の中から4番手として上地雄輔(41)が登場、マスクマンのピッチャーに挑戦した。

 1打席のチャンスで打てたら、“プロ”はマスクを脱がなければならない決まり。右の上地は、左の覆面投手からライト線ギリギリにライナー性の流し打ちを決め、芸能人5人中ただ1人、大金星をもぎ取った。

 マスクの下の正体は、2008年北京五輪で侍ジャパンとして先発ローテの主軸となった成瀬善久(34)だった。昨年、オリックスを戦力外通告となり、現在は栃木ゴールデンブレーブスで投手兼任コーチとして、続投している。

 上地と成瀬は共に名門・横浜高校野球部出身。生番組で先輩の威厳を保ったことになる。バラエティー番組とはいえ、高校時代に松坂大輔(39)とバッテリーを組んでいた経験値と選球眼は健在だった。

 少々自慢させていただくと、私も、小学生から野球を始めて中学3年生まで全国レベルの名門クラブチームに属し、5番バッターだった。今も年に数回、元ロッテや西武の選手たちと草野球を嗜むことがある。それゆえ、上地のスイングはプロと遜色ないレベルに映った。

 続きがある。上地は、生番組ならではの展開で、思いのほか番組の進行が早く、尺が余ったのか、放送時間中に成瀬からリベンジマッチを申し入れられた。上地は快諾、2打席目は…。さすがに成瀬は上地をピッチャーゴロに打ち取って、1勝1敗の痛み分けとなった。とはいえ、上地の“アスリート・タレント”としての株は大きく上がり、今後も野球の企画に呼ばれるであろうことは、容易に想像できる。

 番組終盤では、素晴らしい試みも発表された。コロナ禍で大会中止が相次ぐ、全国の現役学生たちのために「炎の体育会TV」が、真剣勝負の舞台を用意するという。プロや芸能人とのガチンコ対決なども視野に入れているようだ。こういうスピンアウトは大いに歓迎だ。

 ■高須基一朗(たかす・もといちろう) 出版プロデューサー。父・高須基仁の下で、数多くの有名芸能人のヘアヌード撮影の現場進行を経験。代表作には、アントニオ猪木『人生のホームレス』、ミス・ユニバース『食べるフィットネス』など。格闘技雑誌の編集長を経て、現在はスポーツコンテンツアプリSPAIA(スパイア)にて格闘技記事を執筆。

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