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【緊急リポート ポストコロナの芸能界をいく】「いまやCDより配信」レコード会社はいらない時代に (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの猛威はいまだ衰えていない。これまでにない事態に直面して、日本のエンタメ界は大きく変わろうとしている。コロナ後のエンタメ界のあり方を芸能文化評論家、肥留間正明氏が伝える。

 8月20日、芸能界に衝撃的なニュースが流れた。ジャニーズグループの主催公演が今年末まで中止となったのだ。大阪城ホール、マリンメッセ福岡などの公演は配信ライブに切り替える。

 ジャニーズ事務所といえども事務所始まって以来の試みだ。ファンを集めてスキンシップをする。配信ライブでは、ジャニーズ事務所開設以来の基本であるスキンシップができない。ファンの失望が広がりそうだ。とはいえ、このご時世、配信ライブは精いっぱいのパフォーマンスだ。

 ジャニーズでこうなのだから、演歌はよりつらい。地方はコンサート会場が充実しているが、今は会場を借りることすら厳しい。

 「演歌ファンは高齢者が多いので配信ライブへの対応が難しく、公演に足を運ぶしかない。だが公演はない。だからNHKの演歌番組で済ませてしまう」とレコード会社関係者。さらに続ける。

 「配信ライブで成功しているのは一部の大物アーティストだけ。料金も安く、採算が合わない。演歌だけではなく、中堅のロックグループでさえ楽ではない」

 世界を見渡せば、いまだにCDが主力なのは日本だけ。アメリカをはじめ世界はすでに配信の時代だ。そんな日本でも、サブスクリプション(会員制聴き放題サービス)が定着し始めており、CDを必要としない時代が訪れている。

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