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NiziUの“可愛さ”をより高めるチアリーダー効果とは? (2/3ページ)

 これは、「チアリーダー効果」といって、1人でいる時より集団の中にいる時の方が、同じ顔でも魅力的に見える、という現象。2018年の平昌オリンピックで派遣された北朝鮮の美女応援団が、全員美人に見えていたのと同じだ。AKB48や乃木坂46、欅坂46などの大所帯アイドルグループも、この効果が高かったように思う。

 Nizi Projectに参加した候補生は、日本やロサンゼルスなど世界10都市から集まった総勢1万人の応募者の中から選ばれたという。東京や韓国で合宿を行い、プロとしてのスキルを磨く中で、さまざまな角度から評価される。そのオーディション風景は、日テレの情報番組『スッキリ』でも放送されていたが、“風景”などと表現するには生易しいほどハードなレッスンが続き、韓国の有名な音楽プロデューサーJ.Y.Parkの厳しい指摘が飛ぶ。

 プロになるとはどういうことか、アイドルとしての“スター性”には何が必要か、J.Y.Parkの指摘からは、審査の評価軸が分かる。評価のポイントが分かれば、その候補生が成長しているかどうかが見ている側にも判断しやすい。

 単に歌が上手くてダンスが上手な子や、将来アイドルになれそうな可愛い子を見つけるこれまでのオーディション番組では、誰が合格するかは居並ぶ審査員の評価を見守るしかないというイメージがあった。だがNizi Projectには、「プロを選ぶ」というJ.Y.Parkの評価軸が、テレビを通して見ている側にも共有されるため、彼の評価軸を基に一緒に彼女たちを審査しているような感覚になる。最終的に残ったNiziUのメンバーが「プロ」であることはもちろんだが、こうした心理的仕掛けも話題を呼んだ要因の一つだろう。

NEWSポストセブン

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