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【生涯現役「堺正章」という生き方】「1億円離婚」の真意とは すし詰め状態の会見で見せた「不満顔」 (2/2ページ)

 テレビのワイドショー、新聞、雑誌の取材陣約100人が押し掛けた会場はすし詰め状態。私も参加したが、ワイドショーや女性週刊誌の質問は「慰謝料1億円」に集中し、「支払いは即金か? ローンか?」「お金の工面は?」といった具合である。

 肝心の離婚の真意や、彼の苦悩について聞き出すような雰囲気にならないまま時間切れとなり、会見は終わった。

 マチャアキは喜劇王といわれた人気俳優、堺駿二(68年没、享年54)の次男で、当時、俳優としても父を超える域にいた。そんな右肩上がりの男の離婚劇が、質疑も希薄な「1億円離婚」で片づけられた。

 会見場で席を立つときに見せた、彼の「不満顔」に、私は「マチャアキは本意を話したいのだ」と直感し、後日、取材を申し入れていた。その場所が国際放映だったのだ。 (中野信行)

 ■堺正章(さかい・まさあき)1946年8月6日生まれ、74歳。東京都出身。62年、ザ・スパイダースに歌手として加入、『夕陽が泣いている』などが大ヒット。70年の解散後、ソロに転向。同年のドラマ『時間ですよ』(TBS系)で俳優としても頭角を現す。78~80年のドラマ『西遊記』『西遊記II』で孫悟空役を好演し人気者に。歌番組や料理番組の司会で活躍している。

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