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【鉄ドル・伊藤桃 “ぐう渋”居酒屋の旅】外壁のたぬきがお出迎え!焼き鳥が絶品 「仲野」JR中野駅

 サブカルチャーの聖地といわれる中野ブロードウェイ(東京都中野区)。路地裏には所せましとネオンきらめく飲み屋街が広がっています。今回はその中でも特にディープなエリアの一角にある「仲野」です。

 “ぐう渋”(ぐうの音も出ないほど渋い)な店ばかりの街で「仲野」にひかれたのは、外壁に書かれた、かわいらしいたぬきの絵が決め手。

 がらりと少し重い引き戸をひいて入ると、静かなクラシックの音楽と、寡黙なマスターが出迎えてくれました。2階にも席があるそうですが、1階はカウンターのみ。

 お通しはメニューにない、あつあつのおでん。自家製の塩辛や定番のもつ煮込みなどどれもおいしいのですが、何といってもお勧めは看板メニューの焼き鳥。年季が感じられる木製の焼き鳥ケースには1本1本手打ちされた串がずらり。それを紀州備長炭で丁寧に大将が焼いてくれます。

 プリプリの身にたれも塩もいいあんばいでした。焼き鳥は1串150円から、アボカド生ハム巻きなんていう珍しい串もあります。店名は仲間が集まる店にしたいからとのこと。気づくと曲は昭和歌謡曲に変わり、カウンターも地元のお客さんでにぎわっていました。初めて訪れたのに不思議と居心地のいい「仲野」。また訪れたい一軒に出合えました。

 ■「焼き鳥 仲野」は東京都中野区中野5の55の9(03・3388・4134)午後5時半~深夜1時。月曜定休。

 ■伊藤桃(いとう・もも) 鉄道アイドル、タレント。3月11日生まれ、青森県出身。青山学院大学文学部卒業。JR全線完乗した乗り鉄。渋い居酒屋めぐりも趣味。FM狛江『伊藤桃の小田急全駅ものがたり』(毎月第3、5日曜)に出演。ヴィレッジヴァンガードサイトでコラム連載中。著書に『小田急全駅ものがたり』『桃のふわり鉄道旅』。頑張る居酒屋をインスタグラム(https://www.instagram.com/itomomo_izakaya/)でも応援中だ。スペースクラフト・エージェンシー所属。

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