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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】迷惑系ユーチューバー逮捕 巨大なパワーを正しく使えない人間は必ずけがをする (1/2ページ)

 迷惑系ユーチューバー「へずまりゅう」こと原田将大容疑者(29)が、アパレル店への威力業務妨害と信用毀損(きそん)の疑いで大阪府警に逮捕された。今年になって、彼が逮捕されたのは3回目である。

 そもそもこの手の迷惑系や不謹慎系といわれる、犯罪すれすれの動画を投稿してアクセス数を稼ぐ、過激ユーチューバーという存在は欧米で始まったものだ。

 数年前までは、YouTubeを運営するグーグル社が、過激動画の存在を「ほぼ放置」していた。ゆえに英語圏の圧倒的なアクセス数を利用して、過激な動画を投稿することで数千万回レベルの再生数を生み出し、それにより億単位の広告費が発生するケースも珍しくなかった。

 最近ではあまりに問題化するケースが多いことから、グーグル社も「BAN」と呼ばれるアカウントの強制停止を行うことも増えた。だが、それでもギリギリ違法のギリギリ行動を撮影してアクセス数を稼ぐという、「炎上商法」は相変わらず横行し続けている。アカウントは新たにいくらでも作れるので、結局はイタチごっこでしかない。

 私を含めた良き昭和を知る貴兄は、そんな犯罪寸前の行為がお金になるというシステム自体に憤慨するであろう。

 しかし、YouTubeというものは、カメラ機材だけという低投資で、当たれば億単位の見返りがあるという「ビジネスモデル」なのは紛れもない事実である。

 本来は特別な技能や才能、稀有(けう)なシーンなどを投稿することによって、膨大な再生数を得るというのが正当な在り方だ。だが、そんな面倒な努力をしなくとも、「度胸一発」で同様のアクセス数を得られるのが過激動画なのである。

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