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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】時代劇に出演 「酒場シーン」おちょこの中身がホンモノで… (2/2ページ)

 私の役どころは酒場で植木屋や遊び人たちと一緒に暴君のせいで自害してしまった源四郎のいいなずけをふびんに思い、苦いお酒を飲む兼八という男です。現場に入ると実際に年齢では年下のスタッフの人もいるのですが、制作陣の全員が私より大人に見えました。

 手練のスタッフの方から見れば素人の私などは赤子も同然なのです。スタッフが大きな声で私を紹介してくれ拍手で迎えられました。

 私はこの場所が自分とは場違いであると感じ、モジモジしながらあいさつをしました。舞台やバラエティーのように大きな声を出せる自信が、私にはなかったのです。

 酒場シーンのリハーサルが始まり、私がお銚子に手を伸ばし、中身をおちょこに注いで学芸会以下の芝居をします。お芝居なのですから中身はお水だと思ってすすってみると、何と私の緊張をほぐすためなのか本物のお酒が入っていたのです。本番前にスタッフの方に確認するとやっぱり本物のお酒でした。

 本番もテイクを重ねていくにつれて、私は酔ったお芝居をするのではなく、本当に酔った醜態を撮影されてしまいました。私がこの撮影で飲んでいたお酒は、わざわざ玉袋筋太郎にちなんで用意してくれた京都・伏見の銘酒「玉の光」でした。

 さぁ私のお芝居が光ったかどうかは、ぜひ12月5日19時の放送を見てご確認ください。

 ■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。TBSラジオ「たまむすび」(金曜)、TOKYO MX「バラいろダンディ」(金曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に「スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界」(講談社)、「スナックの歩き方」(イースト新書)など。

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