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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】「いい夫婦」と生存本能の目覚め コロナ禍が互いの「プラス・マイナス」部分を浮き彫りに (1/2ページ)

 妻、泰子と結婚してから、この冬で丸8年という月日が過ぎたことになる。とりあえず変な「動き」もないので、ハルマゲドンな巨大隕石(いんせき)が落ちてくるようなことがない限り、このまま夫婦で10年という節目を迎えられそうだ。

 私は女性が大事にしている系の記念日などを、わざわざ狙ったかのように忘れてしまうダメなところがある。当然、過去において、その手のことが原因で修羅場になったことも多々ある。

 妻と入籍するときには、その対策として、わざわざ「いい夫婦」の日である11月22日に婚姻届を出した。さすがにめったに忘れることもなくなった。

 報道によると、夫婦を対象にしたアンケートで、このコロナ禍で「夫婦の仲が良くなった」と回答した人は19・6%、その逆の「悪くなった」と回答した人の約3倍になったという。

 リモートが増えたり、不要不急の外出が減ったりして、コミュニケーション機会が増えたというのが理由らしい。当然、その逆の効果もあるのは想像に難くないが、実際に約3倍という明確な数値が出ているので、人間のプラスへの自浄作用というものもばかにできない。

 共働き・子供ナシ・中年夫婦というスペックのわが家でも、外部の人間との無駄な接触を避けた結果として、夫婦で余暇を楽しむ時間が増えたのは事実であろう。ただ場合によっては、その時間の増加が、互いのマイナスな部分を浮き彫りにしてしまい、関係が悪くなることも少なくはないはずだ。まさにもろ刃の剣である。

 自分たち夫婦を分析すると、余暇の時間というよりも、明確な「外敵」ができたことによって結束力が強まった気がする。これは統治者などが使う心理的手法で「外敵を作って社会を安定させる」というものと同じであろう。

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