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【Godiego 45 1976~2021】ドラマと連動、『西遊記』でついにつかんだBIGチャンス ゴダイゴを新しい旅に誘った「ガンダーラ」 (1/3ページ)

 1978年夏に行われた『Char with Godiego』ツアーと並行して、ゴダイゴはサードアルバム『西遊記』のレコーディングを進めていた。アルバムは日本テレビ開局25周年を記念して企画・制作されたドラマ『西遊記』の劇伴(サウンドトラック)でありながら、独立したオリジナル作品に位置付けられている。

 78年は日本と中国の間で、日中平和友好条約が調印された重要な年でもあった。ドラマは当時としては画期的だった中国ロケも敢行され、堺正章(孫悟空)、夏目雅子(三蔵法師)、岸部シロー(沙悟浄)、西田敏行(猪八戒)ら豪華キャストが出演。そのBIGプロジェクトにゴダイゴが指名されたのは、多方面に及ぶ活動を通してクリエイター達に絶大な信頼を得ていたことはもちろん、ミッキー吉野によれば、日本テレビ系ドラマ『水滸伝』の英国BBC放映に伴い制作した英語版主題歌が、同国でチャートインしたことも大きかった。

 また、ミッキーはバンド結成当初からアジア、特に中国というマーケットを意識しており、ゴダイゴの「日本から世界への音楽発信」というコンセプトと、東洋発の英雄譚でもある『西遊記』のイメージは近しいものだった。実際、セカンド・アルバム『DEAD END』制作の際も、すでに『西遊記』はテーマのひとつとして上げられていて、ドラマへの参画は偶然にして必然ともいえた。

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