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飛び級の山崎邦正、ゼロから修業の世界のナベアツ…「お笑いタレントから落語家」それぞれの歩んだ道 (1/2ページ)

 かつて山崎邦正として人気だったお笑いタレントは今、月亭方正(53)と名乗る。先日はテレビ番組で、植毛CM出演を断った理由を「噺家なんでごまかすのはどやねん」と話していた。

 「方正さんが落語家かどうかとなると、きちんとした修業をしていませんからね」。東京の若手落語家は首をひねる。

 師匠の月亭八方(73)の会で客演として高座に上がった後、「方正」という名前をもらって入門を許されたイレギュラー枠。通常は師匠に弟子入りし、数年間の修業を行い、その中で名前をもらい落語家になるのが正統な流れだ。

 いわば飛び級扱い。そんな成り行きもあり、かつて方正は、自分の立ち位置を落語家の「異色部分」と控えめに自任していた。ところが最近は自ら「噺家」と堂々と名乗るようになった。上方落語協会にも入会、高座も重ね、異議も多くない。

 お笑いタレントから落語家に転身する人は少なくない。世界のナベアツ(現・桂三度、51)は2011年3月、桂文枝(当時桂三枝、77)に弟子入り。芸名もキャリアも捨て、ゼロから。かばん持ちをするなど地道な修業に励んだ。

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