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「今、映画製作を止めるわけにはいかない」白石和彌監督、覚悟の撮影 映画『孤狼の血 LEVEL2』8月20日公開 (1/2ページ)

 復活か衰退か?! 日本映画界が今、岐路に立たされている-。新型コロナウイルスの影響で、新作映画の製作が延期や中止に追い込まれる中、東映の大作『孤狼の血 LEVEL2』の撮影がいち早く開始され、このほど完成。この夏、公開されることが決まった。「今、映画製作を止めるわけにはいかない」。厳重な感染防止対策を取りながら、マスク姿で現場の指揮を執る白石和彌監督は決死の覚悟でこう語った。

 “悪徳刑事”役の役所広司と新米刑事役の松坂桃李がバディを組み、広島の暴力団抗争に斬り込んでいくハードボイルド大作『孤狼の血』(2018年)の続編。

 本紙で連載された柚月裕子氏の完結編『暴虎の牙』など小説3部作の“番外編”が映画化された。

 舞台は広島。大上刑事(役所)が暴力団に惨殺され3年後、大上の遺志を継ぎ、日岡(松坂)が暴力団抗争を取り仕切っていたが…。

 ロケ撮影は昨年10月から11月にかけて広島県呉市などで行われた。

 「役所さんがいない現場で大きなプレッシャーを感じています。前作でガミさん(大上)から譲り受けたライターを大切に持ち歩いています」

 短髪に刈りこみ、体重を絞り込み、精悍(せいかん)さを増した松坂の意気込みに並々ならぬ覚悟が漂う。

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