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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】恐竜の死を連想、予告なしコロナ禍の「ルール変更」 エンタメ業界も他人事ではない (1/2ページ)

 某有名レストランでシェフを務め、英語も堪能で、外国人の常連ファンも多かったスターシェフがその店を辞めたという話を聞いた。

 私も、その素晴らしい店には2度ほどお世話になっている。彼のようなポジションの方でもそんな状況だ。飲食業界がいかに苦境に立たされているかと、身につまされる思いだ。

 言うまでもなく、このコロナ時代、とくに飲食業界ではあちこちで「焦げ臭い話」がくすぶっている。

 私たちエンタメ業界も他人事ではないのだが、その手の大型店舗にとって、一番のウイークポイントは高額なテナント費だ。お客が来ても来なくても巨額のランニングコストが必要となる。無店舗商売が多い私たち業界との一番の違いだろう。

 「ジッと嵐が過ぎるのを待て」が最良の策であるのは分かり切ったことだが、待つこと自体が有料といわれたら、たまったものではない。

 去年、エンターテインメント系と呼ばれるレストランを数多く経営している某若社長と食事をした。既成概念にとらわれないレストランをいくつもプロデュースしたことでも有名な方である。

 彼いわく、自分たちのようなタイプの経営者というのは、経営理論の天才でもなく、料理の鉄人でもなく、学生時代からイベントを企画して、あの手この手で「人流」を起こす才能だけでここまでやってきた。だから「人流」を起こすことにおいてなら、今この場でもすぐに何かイベントを始められるくらい、自信と経験がある。とにかく人を集めることだけは、物心のついた頃から常にナンバーワンで、その才能だけは負ける気がしないと。

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