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ドS御曹司役が話題の眞栄田郷敦 兄・新田真剣佑にはない強み (2/3ページ)

 そんな兄弟のキャリアを簡単に振り返ってみたい。両者ともアメリカで生まれ育ち、兄の新田は幼くしてアメリカでの俳優活動をスタートさせた後、日本でも芸能活動を開始。2018年に公開された『ちはやふる』シリーズは、新田が演じた役の名を現在の彼の芸名とするほど自他ともに認める代表作となり、今年公開された『ブレイブ -群青戦記-』では映画単独初主演を務めるなど、これまでに多くの話題作・人気作に出演してきた。まだ20代半ばの若手俳優でありながら、実力派として広く認知されている。

 一方の眞栄田も、デビューから2年とまだ“新人俳優”でありながら、破竹の勢いで成長を遂げている。『プロミス・シンデレラ』を見ていると、彼の瑞々しい演技には、時折危うさを感じないわけでもないが、この“瑞々しさ”や“危うさ”こそが男子高生と年上女性の恋愛劇が展開する本作において、視聴者にスリルやドキドキ感を与えていると思う。演技の技術はこれから身に付くのだろうが、いまの彼にしかないある種の不器用さが役と絶妙にマッチしているのだ。また、マンガ作品が原作とあって、本作で彼が演じている役どころは少しばかり現実離れしたアイドル的な要素を感じるが、その点も彼が演じると不思議と成立させてしまう魅力もある。

 兄の新田も2017年公開の『ピーチガール』などの少女マンガの実写化作品などに顔を見せ、アイドル的な役柄も通過してきた。新田と比べればいまの眞栄田とは大きなキャリアの差があるように思えるが、そもそもアメリカで活動をスタートさせた新田とは基礎力も経験値も違うはずだろう。現在の眞栄田は、さまざまなタイプの作品・役柄に挑み、場数を踏んでいる段階と言えるのかもしれない。作品を重ねることで、さらに得意な役どころも生まれてくるのではないだろうか。

NEWSポストセブン

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