谷ナオミさん

元日活ロマンポルノ「SMの女王」

2009.10.06


谷ナオミさんは、今も気分は「SMの女王」!?【拡大】

 「お店を始めて、早いもので25年になります。お客さまは40代から60代のロマンポルノ世代がメーン。『谷さんが青春でした』と、全国からファンの方が来てくださいますね」

 着物姿の谷さんの肌は白く、61歳とは思えないほどの色香。

 「当時、高校生だった人も多く、先輩に大人びたジャケットを借りて観に行ったとか、卒業式直後に制服のまま映画館に行って卒業証書を見せたら、モギリのおじさんが無料で入れてくれたこともあったそうです」

 芸名の谷を「さらに大きく」との願いをこめて「大谷」。店名こそスナックだが、インテリアはシックでどちらかといえばクラブ。カウンターとテーブル席で計30席、90分飲み放題で4000円だ。

 ネット検索すると、「元日活ポルノ“SMの女王”谷ナオミと素敵な会話をしてみませんか?」と出てくる。一般に、ポルノ女優やAV女優は過去にフタをしたがるが…。

 「隠すなんておかしいわ。だって、今の私があるのは過去があるから。むしろ、“谷ナオミ”に支えられたことが多かったですね」

 その言葉に甘え、ズバリ質問。プライベートでもMなんですか?

 「ふふふ、私は女優。裸のシーンがあってもなくても私にしかできない役柄だと思うからこそ、いつも真剣に演じていました。団(鬼六)先生も監督さんたちも、それを評価してくださったのだと思います」

 はぐらかされたが、実際女優根性は並みじゃない。「極秘女拷問」(1968年、新東宝)を真冬に山奥で撮影中、40度近く発熱。一緒に逆さ吊りされた男優が脳しんとうを起こす中、さらに水責めにされる役を熱演、スタッフをうならせた。

 交通事故の大けががきっかけでバツイチに。その後、この店とともに山も谷も乗り越えてきた。

 「最近、『ムチの洗礼』を店内でご希望されるMのお客さまが増えてきました。お遊びとはいえミミズ腫れができるほどしっかり叩きますよ」。お試しになりたい方は、熊本へどうぞ。

 ■たに・なおみ 福岡県出身。1970年代から80年代半ばにかけて一世を風靡した日活ロマンポルノで、「SMの女王」として君臨。引退からちょうど30年。熊本市内で「スナック大谷」((電)096・325・8422)を経営している。

 

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