「龍馬伝」のキャスティング、脚本家の意向が強く反映!?

2010.02.09

 再び「龍馬伝」。今回はキャスティングの魅力について一席を。

 NHKの大河ドラマを見る楽しみのひとつとして、キャスティング(配役)をあげる人が多い。その楽しさが近年の大河で際立っていたのは、三谷幸喜脚本の「新選組」でした。タイトルを「三谷組」と変えたほうがいいのでは? と思うほど、彼の手がけた舞台やドラマでおなじみのファミリーが隅から隅まで総出演していましたね。

 「龍馬伝」にもその傾向が濃厚にみられます。

 脚本・福田靖、演出・大友啓史。まだ始まって間がなく、これからいったい何人の幕末史を飾った人物たちが登場することになるのか、見当もつきませんが、すでに現時点で、2人がこれまでそれぞれ手がけてきたドラマでいい仕事をしてきた役者たちが、メーンはもちろん、要所要所でワキを固めていて、ワクワクさせられます。

 いうまでもなく龍馬役の福山雅治は福田脚本ドラマ「ガリレオ」で主演。父親の児玉清は「HERO」のキムタクの上司、兄の杉本哲太は「救命病棟24時」第1シリーズ、仲間の宮迫博之(雨上がり決死隊)は「救命病棟24時」第2シリーズ、千葉道場の渡辺いっけいも同シリーズのほか、「ガリレオ」では福山の助手役で楽しませてくれました。

 そして、岩崎弥太郎役は「救命病棟24時」第3シリーズや映画「HERO」で重要な役を演じた香川照之です。

 一方、大友演出ドラマからは、「ハゲタカ」で主演の大森南朋が武市半平太役。同じく田中泯が吉田東洋役で存在感をみせています。

 やはり、当て書きっていうんでしょうか、こういう場合は脚本家の意向のほうが、より強く反映されるようですね。

(新橋のネクタイ巻き)

 

注目サイト