【今週のご推笑・西】山口智充「ギャランドゥな男」

2010.02.19


山口智光【拡大】

 歌、ものまね、お笑い、俳優。何でもこなし、日本のザ・エンターテイナーと呼べるのが山口智充(ともみつ)、愛称・ぐっさんである。最近は旭山動物園のスペシャルドラマで、仕事に迷いが生まれ、本物の野性を見にボルネオに旅する主人公を好演した。ちょうどロケでボルネオに着いた日が、40歳の誕生日だった。転機の年齢に達し、また違ったぐっさんが見られることを期待したい。

 マルチな才能から、芸人の中の芸人と思われているが、実は7年ほど社会人を経験している。まず家電量販店に勤めたが、優良社員賞をもらうほど優秀な営業マンだった。しかし、ミュージシャンになりたくて退職。大阪花博や宝塚ファミリーランドでイベントの司会や着ぐるみショーを担当。ホワイティというでっかい犬を演じていた時に出会ったのが今の夫人である。吉本に入って1年後に結婚。芸能界でも有名な愛妻家で、オリコン「理想のお父さん」1位。

 トミカ40周年記念で「でっかい子ども大使」に選ばれた。特技のものまねも、「アメリカ漫画に出てくる悪者の犬の表情」など稚気にあふれたものが多い。NHKドラマ「新選組」では、オウムのものまねが見事で、そのまま放送された。

 歌まねでは歌詞まで替える。フリオ・イグレシアスなら、「ナタリー〜♪肥えトルド ベンピー、毛じらみサンカ ミテミー」。西城秀樹の「情熱の嵐」なら、サビで股間に手を伸ばし「♪この辺がギャランドゥ」。

 サウナ大好きで、肌が「トゥルットゥルになる」のが快感らしい。男の流儀として守っていることは「タオルで股間を隠さず入ること」。きっと、自慢のギャランドゥなのだろう。(演芸評論家・今村荘三)

 

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