のりピー逮捕で“シャブ抜き病院”大繁盛!? 実態は?

6台のソファは常時満杯

2009.09.04

 女優の酒井法子容疑者(38)逮捕の余波で、東京都内の“シャブ抜き病院”がひそかに大繁盛しているという。酒井容疑者が6日間逃走したのもシャブ(覚醒剤)抜きのためといわれるが、“その筋”では有名なアングラ病院の実態とは一体どんなものなのか。近隣の救急病院で、これらの病院からの緊急搬送を受け入れた経験がある医師が衝撃の実態を明かした。

 「暴力団関係者の間で有名な“専門病院”は都内に3、4軒あります。最も有名な病院では、ある特定の処方名を言えば、深夜1時過ぎまで予約なしで覚醒剤成分を抜く治療を行ってくれる。この病院が約20年前に独自開発した治療が尿検査の陽性反応を完全に防ぐとされ、のりピーの逮捕以降、6台ある点滴ソファは常時、“急患”で満杯状態と聞いています」

 こう話すのは、かつて都内の救急病院に勤務していた医師。この救急病院は、“シャブ抜き病院”の近くにあったため、医師は過去に2回、シャブ抜きで異常反応を示した患者の救急搬送を受け入れたことがある。その際、親しくなった患者にこっそり“事情聴取”したという。

 具体的な治療法について、この医師は「私の知りうる限りですが」と前置きし、こう解説する。

 「まず患者に1本4万円の高額な利尿剤を2、3本を投与し、体内の水分を一気に入れ替えます。続いてビタミン、睡眠導入剤、多量のブドウ糖を含む肝疾患治療薬成分などを混ぜた20万円相当の特製の点滴を注入し、2−3時間休息させるのです」

 その後、患者は8時間以上サウナにこもって大量発汗し、毛髪をすべてそりあげれば、治療開始から24時間後には覚醒剤反応が消えるという。

 もちろん副作用もある。点滴終了後は倦怠感が激しく、体質によっては内臓に異変をきたす。こうした患者が年に数回、他の病院に担ぎ込まれるというのだ。

 「ブドウ糖を過剰に含む点滴は体内への吸収率が異常に高く、血糖値の急激な上昇が膵臓などの内臓器官に過度な負担を生じさせます。私の病院に運ばれてきた患者も点滴直後から意識を失い、全身の震えが止まらなくなった常用者とみられる患者でした」

 明らかな覚醒剤中毒者を前に、医師はなぜ警察に通報しないのか。

 「医師が通報しても、尿検査の結果がシロであれば大きな責任問題となる。『二日酔いを抜きたい』『だるさを取りたい』と訪れた患者を治療しているだけで警察の介入を受ける筋合いはない、というのが“専門病院”や私の立場です」

 当然、警察当局もこれらの病院の存在を把握しているとみられるが、捜査に踏み切る気配はない。夕刊フジは今回の取材で名前が挙がった2病院を直撃。取材に応じた病院の院長は「とんだ言いがかりだ。ウチには警察官の患者もいて、そんな治療ができるはずない!」と激高。もう1カ所は取材を拒否した。

 

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