「罪を悔い改めたい」と涙を流した酒井法子被告の謝罪会見。雑誌やテレビを通じて芸能界のスキャンダルを長らく見つめてきたベテランは、どう見たか。芸能評論家の肥留間正明氏がズバリ、直言する。
やはり、女優として演技が上手かった。100%、演技だね。深々と頭を下げるというのが、まさにそれ。女優というのは、フラッシュやカメラを向けられると涙が流れるようになってる。あの状況は、女優の境地に入っていることになる。
会見での謝罪も見事だった。間違いなく、落ち度もない言葉を発していた。拘置先でシミュレーションをしていたと聞くが、台本を覚える訓練をされているから、言葉は感覚をつかめばスラスラと出るものだ。本人は100点を付けていると思うよ。私が付けるとしたら、90点くらいだね。
今後? 復帰するね。涙を流したことで「反省した」と、世間の半分が許したのではないか。
今、日本で鳩山由紀夫総理を知らない人はいるが、酒井を知らない人はいない。これを放っておく手はない。
芸能界で禊ぎの目安は、「大麻半年、覚醒剤1年」と言われている。来年の今ごろは、復帰しているだろう。拘置先で瀬戸内寂聴さんの本を読んでいたというから、寂聴さんのもとで反省するというパフォーマンスも取れる。
復帰をするなら、映画がいい。会見では凄みすら感じた。「極道の妻」のように、善人の顔をしながら迫力のある役柄が似合うと思った。ただ、芸能界復帰の最低条件は、夫・高相氏との離婚。だらしない、バカ亭主に惑わされないためにも離婚すべき。
酒井にも生きる権利がある。今後は彼女自身の生き方を見せて欲しい。
(芸能評論家・肥留間正明)


