のりピー、麻原超え確実 傍聴券取得代行業者に注文殺到

2009.10.06


麻原死刑囚の初公判には長蛇の列ができた=1996年4月【拡大】

 今月末、東京地裁は空前の傍聴人ラッシュを迎える。21日の高相祐一被告(41)を皮切りに、23日には押尾学被告(31)、26日は東京地裁の傍聴希望者記録を更新するともいわれる酒井法子被告(38)と、薬物有名人の初公判が続くからだ。嵐の前の静けさの中、一足早く多忙のピークを迎えているのが傍聴券取得を代行する人材動員業者だ。

 「傍聴券押さえます」

 こんなキャッチコピーでマスコミ各社の「押尾学事件担当者」「酒井法子事件担当者」あてにチラシを送付しているのは、東京都内に本社を置く人材動員業者。裁判史上最高の1万2292人が行列し、傍聴券48席に対する倍率が256.1倍に達した1996年4月の麻原彰晃死刑囚(54)初公判で約7000人を動員した実績を持つ業界大手だ。

 同社は、同地裁で2006年9月に行われたライブドア元社長、堀江貴文氏(36)の公判(2002人、32.8倍)や、今年1月に大阪地裁で行われた音楽プロデューサー、小室哲哉氏(50)の裁判(1304人、21.4倍)でも傍聴席を確保してきた。その実績から、マスコミ各社の注文が早くも殺到。動員する頭数の確保に忙殺されているという。

 「酒井被告の初公判の傍聴希望者は、麻原死刑囚を大きく上回る最大1万5000人程度と予測しています。麻薬事件としては異例の、50人収容の大法廷が使用される可能性が高いですが、それでも競争率は300倍。マスコミ各社から記者席用と絵描きさん用に最低2席を求められていますので、5000人は動員しないと間に合わない」(営業担当者)

 酒井被告に先立って行われる押尾被告の裁判も最大1万人が集まると同社は予測。これにも3000人近い動員をかけるというから大忙しだ。

 同社はアルバイトとして約10万人の“会員”を抱えている。この会員に対し、オペレーター50人がメールとファクスを駆使して呼びかけ、当日のドタキャンも見越した人数を確保する予定という。

 「最初に行われる高相被告は最大3000人程度の行列で済みそうなので、動員は1000人で十分。これを予行演習として、2つのヤマの実動員数を予測し、大一番に備える形になるでしょう。創業以来、最も忙しい1カ月となるのは間違いありません」(同)

 ちなみに、同社に動員を依頼した場合の料金は、拘束3時間×20人以上で、1人3000円から。個人からの依頼も受けているそうなので、どうしてものりピーや押尾を見たいという人は個人発注してみては?

 

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