元祖覚醒剤タレント激白! のりピーに引退勧告

3度の逮捕歴・豊川誕

2009.10.10


元アイドルで覚醒剤事件の“先輩”豊川誕(中央)がのりピーに忠告【拡大】

 覚せい剤取締法違反の罪で起訴された歌手で女優、酒井法子被告(38)をめぐる告白本や暴露本の出版ラッシュが話題になる中、覚醒剤事件で3度の逮捕歴がある元アイドル、豊川誕(じょう、50)が口を開いた。薬物地獄にハマり、自殺未遂も経験したという壮絶な体験談は、酒井被告にも“クスリ”になりそうな内容だ。

 豊川は1998年1月に覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕され不起訴処分に。この年の8月にも同容疑で逮捕され、懲役1年2月の実刑が確定。出所後の2000年7月にも同容疑で逮捕された。

 現在は芸能プロダクション「イーミュージック」の企画・制作本部長を務めながら、「神愛情(じんあいじょう)」の名で歌手としても活動している豊川。

 芸能リポーター、梨元勝氏の新著『酒井法子 隠された素顔』(イースト・プレス)の刊行記念トークショーでは、自身が経営していた飲食店の客の「不良」とのトラブルが薬物に手を染めるきっかけだったことを明かした。

 「ひどい飲み方をするので“出入り禁止”にしたら、仕返しに店で暴れるようになった」

 そうするうち、計画的にクスリ漬けにされてしまったという。

 精神科の病院で「覚醒剤精神症」と診断され、「食事を出されてもゲロを吐くし、1年間眠れなくなった」といい、「自殺未遂を2回経験した。幻覚もひどく、虫がはっているように見えることもあった」と壮絶な体験を赤裸々に告白した。

 覚醒剤の依存性の高さについては、「苦しいというより無意識に欲しくなってしまう。死ぬ目に何度も遭わないと、やめることはできない」と指摘。

 芸能界で薬物事件が止まらない理由については、「一般的にも水面下で増えている」としながら、「芸能界は不良っ気のない人間は生きていけないところもある」との見解を示した。

 同席した元麻薬取締官の浦上厚氏は、「芸能人は一般的にお金があり、暴力団の資金源として狙われやすい」と解説。薬物連鎖を断ち切るために「言動がおかしいという人がいたら指摘するシステムを作らないと」と訴えた。

 「芸能界は薬物の抜き打ち検査をすべき」と主張する梨元氏は、所属タレントの同意を得て薬物検査を実施すると決めた大手芸能プロ、スターダストプロモーションの判断を「抑止力はある。他のプロダクションもやったほうがいい」と評価。

 酒井被告の今後については、「引退するのが謝罪の証で、美学だと思う。それが芸能界の指標になる」と断じた。

 26日に初公判を控える酒井被告は、この声をどう受け止めるか。

■とよかわ・じょう 1958年10月5日生まれ。児童施設出身のアイドルとして、70年代に人気を呼んだ。元ジャニーズ事務所所属。

酒井法子
 

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