TBSに魔物? オードリー春日骨折で企業体質明らかに

2010.01.21


左足のすねとくるぶしを骨折した、オードリー春日【拡大】

 人気お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(30)が、TBS系バラエティー「オレたち!クイズMAN」(日曜午後8時)の収録で約3メートルの高さからクッション上に着地、左足のすねとくるぶしを骨折した。春日は都内の病院に入院を余儀なくされている。ここ数年、不祥事が相次ぐTBSの体質は、どうなっているのか。

 TBS広報部などによると、事故は19日午後4時ごろ、神奈川県相模原市内での番組収録のさなか、スタント体験をしながらクイズを出題する企画のリハーサル中に起きた。春日がクレーン車のワイヤにつるされながら高さ3メートルからクッション(厚さ120センチ)上に着地。背中から落ちる予定が足から落ちてしまった。骨折で入院した春日の仕事復帰は1週間から10日かかると診断されたという。

 TBSは番組スタッフによるシミュレーションを2回行い、「安全を確認した」としているが、「スタントマンがやることをタレントにやらせること自体に無理がある」と芸能評論家の肥留間正明氏は厳しく批判する。

 「バラエティー番組なら芸で笑わせるのが正しいのに、タレントが苦しんでいる様子を放映して笑いをとっている。まさにイジメ。学校で子供たちが真似すると、どうして考えが及ばないのか。無理なことをさせるのは、テレビ局が、お笑い芸人は消耗品と思っているからだ」

 TBSでは2007年3月に「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一(36)が番組収録中に左肩脱臼のけがを負い、同年4月にはタレントでフリーアナウンサーの江口ともみ(41)がロケ中にバギー車の事故を起こし、右腎臓の摘出に追い込まれた。さらに08年3月には「次長課長」の河本準一(34)がローションを塗った土俵上で相撲を取る「ぬるぬる相撲」で右肋骨を骨折、全治4週間の重傷を負った。昨年11月は石川遼出場のゴルフ大会でカートが暴走、ギャラリーの女性に大けがを負わせた。

 「TBSは視聴率不振に加え、会社組織を細分化して給与にも差を設けたことで、現場の士気が落ちている」と番組制作会社スタッフは語る。

 肥留間氏は、「刺激を求めるテレビ局の“ムチャ振り”に応じる事務所側もいかがなものか。安易な方法で笑いを取るバラエティー番組の構成に、芸人側もきっちり意見を言ったらいい」と提言するのだが…。

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