冬ソナDVD延期 ソニーが異例“全面お詫び広告”のワケ

2010.03.26


「冬のソナタ」DVD発売延期の全面広告【拡大】

 26日に発売予定だった韓流人気ドラマ「冬のソナタ 韓国KBSオリジナル・ノーカット完全版 DVD−BOX」が発売延期になったことで、発売元のソニー・ピクチャーズエンタテインメントが全国紙に全面広告を掲載する騒ぎになっている。

 この日、朝日新聞全国版では「DVD発売延期のお詫び。」として、その理由を次のように説明。「劇中に流れる全ての音楽に関して権利者にきちんと承諾を得なければなりません」「どうしても作者がわからない音楽や承諾が得られない音楽が残ってしまいました」などと、著作権がクリアになってないことを謝罪している。

 さらに「音楽の権利者を捜しています」として具体的な場面の細かいリストを明かして告知。たとえば「第1話 17分30秒〜18分13秒 チュンサンが黒板で数学を解く 演奏のみ」など、いきなり初回でペ・ヨンジュン(37)演じる主演のチュンサンの場面から権利者が分からず、その数は27シーンにも及ぶのだ。同社は権利者の心当たりがある人へ情報提供も呼びかけている。

 「冬のソナタ」は韓国・KBSテレビで2002年1〜3月の毎週月曜と火曜の夜に放送。04年にはNHK総合で放送されるなど日本でも繰り返し再放送され大ブレークした。

 不可解なのは、それほど昔の作品でもないのに、かなりの個所の著作権所有者が判然としないことだ。音楽関係者は「韓国の場合、日本のように大きな組織が音楽の著作権を一元的に管理していないのかもしれない。日本の新聞で国内に向けて情報提供を呼びかけて、どれぐらい効果があるのか」と不思議がっている。

冬のソナタ
 

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