【ピンスポ】(1)スペースシャトルショー

2010.04.27


左から楠たま子さん、水谷百輔さん、千紗子さん、久永輝明さん【拡大】

 本日より連載スタートとなる「ピンスポ」は、舞台公演を間近に控えた、今注目の劇団をご紹介していくコーナーです。今、演劇界は人気アニメ作品のミュージカル舞台化など、とても“面白い”“熱い”状況にあります。演劇ファンはもちろん、「まだ1度も演劇を見に行ったことがない」という人にも楽しんでもらえるようなコーナーにと思っております。チケットプレゼントもございますので、劇場ならではのライブ感をぜひ体感してみて下さい!

 記念すべき第1回は、旗揚げ公演からまだ1年経っていないにもかかわらず、すでに多くのファンから熱い支持を集めているスペースシャトルショー(http://shibuyaxakiba.com/)を紹介します。今後更なる成長をしていくこと間違いなしの劇団であり、出演するイケメン+美少女たちは注目の逸材ばかり。 

 5月19日から23日まで計8公演、東京・池袋のシアターグリーンのBIG TREE THEATERで「シブヤ×アキバ 〜カノジョはボクの青い鳥〜」の上演を控えたスペースシャトルショーの稽古場へ。取材には、本公演の主演の1人であり、「仮面ライダーディケイド」などに出演の水谷百輔をはじめ、劇団「THE 東京ピチピチBOYS」の主宰でもある久永輝明、そして楠たま子&千紗子の2人も同席、直撃した!

★旗揚げ公演は苦労の甲斐合って満員御礼!

 昨年夏、スペースシャトルショーは旗揚げ公演を恵比寿エコー劇場で行った。演目は「シブヤ×アキバ」。本公演は旗揚げ公演の再演でもあるのだ。

 「旗揚げ公演の『シブヤ×アキバ』は、ほんと手探り状態でした。力を合わせ、相談しながら、皆で1本の作品を作り上げたという感じです。でも、苦労の甲斐合って満員御礼。好評を得ることが出来ました。稽古に3ヶ月、本番は3日間…長いようで、あっという間の夏でしたね。あっ、ちょうど1年前の今くらいから稽古が始まった感じでした」(楠たま子)

★ちょうど1年前の今頃はそれぞれ…

 今回の取材に応じていただいた4人の内、旗揚げ公演にも出演されていたのは前述の楠だけ。他の3人は1年前の今頃はというと…

 「自分はちょうど『ママはニューハーフ』という昼ドラマに出演していましたね」(水谷百輔)

 「自分の劇団の公演準備をしていました」(久永輝明)

 「私はダンスを中心に活動していたので、お手伝いとしてかかわっていたんです。もぎりとかイス並べとか(笑)。同じ作品で、今度は出演者。何だか本当に縁を感じています!」(千紗子)

★今回の公演は、再演であり、新たな挑戦!

 プロデューサー・上山篤志と演出家・加藤真紀子の熱意によって実現したといっていい本公演。その大きな原動力は、旗揚げ公演での達成感と共に、「シブヤ×アキバ」に込められたテーマをもっと広げていきたいという思いであるという。

 「前回公演とはストーリーもキャストもまた大きく変わって、再演といえど、今回の公演は新作に近いものとなっています」(楠)

 「再演であり、新たな挑戦です。前回公演を見ていただいた方にも、今回初めて見ていただく方にも、本当に楽しんで見てもらうことが出来る作品となっています」(水谷)

 前公演ではスタッフだった千紗子が、本公演においてはダンス指導のサポートも行っているという。まさに本作品が1年経過をし、新たな挑戦に取り組んでいる1つの象徴といっていいだろう。

★シンプルで見やすいだけでなく、1つのテーマが芯にちゃんとある人間ドラマ。

 本公演のキャストは、平均年齢22、3歳と皆非常に若く、パワーに溢れている。

 「舞台が初めてに近い人たちばかりだからこその良さが、非常に出てきています。作品がいい意味でとてもシンプルなんです。そして、既存の演劇的考えに縛られないからこその、不思議なテンポの良さといいますか、アップテンポな音楽と作品が妙にマッチしていて……初めて舞台を見るという人も、絶対見やすいと思います。特に、同年代の人たちはストーリーに共感もしやすく、すぐにこの作品の世界に入り込めると確信しています!」(久永)

 「動きが非常にある作品で、ダンスパフォーマンスに目が行きがちかもしれませんが、実はとても1つのテーマがしっかりと芯にある作品です。人間ドラマがしっかりと描かれているんです。そんなところも本作の魅力だと思います」(水谷)

★シブヤとアキバ。正反対のようで、そこに生きる人間の根底は同じ。

 本作は、タイトル「シブヤ×アキバ」が示すとおり、渋谷と秋葉原という街にそれぞれ居場所を持つ若者たちの群像劇。

 「本作は突然消えてしまった1人の少女を探し求めて、渋谷と秋葉原、2つの街の若者たちが出会い、そこから何かを見出していくというストーリーです。それぞれの街に居場所を持つ若者たちは、まるで正反対の生き方をしているようだけれど、実はその根底にあるものは“同じ”なんです!」(水谷)

 「表面の付き合いだけでない付き合い方をしていくと、見えてくるものがある。それぞれが求めているものというか、探し求めているものって、人間あんまり差はないんですよね」(久永)

★イケメンによる激しいヲタ芸も見所!

 渋谷と秋葉原、その2つの街のコントラストを、ダンスパフォーマンスでも分かりやすく見事に表現している。

 「シブヤ側はストリートダンスを、そしてアキバ側はヲタ芸を中心にダンスパフォーマンスを繰り広げます。イケメンたちによる激しいヲタ芸も見所の1つです! 実際に踊ってみると、ヲタ芸のほうがハードだったりするんですよ」(千紗子)

 「ダンスが得意な人もヲタ芸というパフォーマンスは初の挑戦で…ある意味、非常にハードルが高いです(笑)」(楠)

★見終わった後で、いい意味で裏切りたい!

 最後に本公演に向けての意気込み&コメントをいただいた。

 「この公演で素晴らしい瞬間を観客と共感したいですね」(久永)

 「瞬きするヒマなんてないくらいの作品です。お楽しみに」(千紗子)

 「『私の存在って何だろう』って思える作品だと思います」(楠)

 「軽い気持ちで見に来てもらえるエンターテイメント作品です。でも、見終わった後で、いい意味で『実は深い作品だったなあ』と裏切りたいですね!」(水谷)

■スペースシャトルショー本公演「シブヤ×アキバ〜カノジョはボクの青い鳥〜」

【日程】5月19日(水)〜23日(日)/計8ステージ 

【会場】池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER

【演出】加藤真紀子

【出演】水谷百輔、矢吹卓也、福山聖二、田中伸彦、大友陸、船曳健太、小川直、樋口夢季、真佐夫、矢ヶ崎一樹/楠たま子、大友さゆり、高岡未來、伊藤桃/久永輝明、鬼束道歩/天野哲也、黒藤雄紀、佐久間比呂美、丸若薫、千紗子、川村忠

【サイト】http://shibuyaxakiba.com/

本作は大阪での地方公演も行われます。詳細は上記劇団サイトまで。

★取材先劇団募集

 「ピンスポ 〜劇団訪問日記〜」では、取材先劇団・演劇ユニット様を大募集中です。詳細は本コーナーをプロデュースする株式会社ルートデザイン公式サイトまで。 http://contents-pro.com

★チケットプレゼント

スペースシャトルショー本公演「シブヤ×アキバ 〜カノジョはボクの青い鳥〜」の5月22日(土)19:00〜に1組2名様をご招待します。お申込は演劇ライフ(http://engekilife.com/)のプレゼントコーナーより。 

次週5/4は休載です。次回の掲載は5/11となります。お楽しみに。

 

注目情報(PR)