桑田「いとしのエリー」のモデル、姉をがんで失っていた

2010.07.28


ツアーやアルバムなどの予定が目白押しだったが治療に専念することになった桑田【拡大】

 初期の食道がんであることを公表した桑田佳祐は、最愛の姉である岩本えり子さんを2年前に同じがんで亡くしている。56歳の若さで亡くなったえり子さんは、サザンのヒット曲「いとしのエリー」のモデルとなったともされる人物。最愛の人を亡くした悲しみに追い打ちをかけるように、今度は桑田自身ががんの病魔と戦うことになった。

 えり子さんは1995年に乳がんを患い、一度は克服したが、2008年2月に末期がんの再発が発覚。闘病の甲斐なく10月19日に死亡した。

 同年の5月には、サザンが無期限活動休止を発表。桑田もえり子さんを献身的に看病したが、「全身に転移して施しようがなかった」(関係者)という。

 えり子さんと桑田は業界では有名な仲良し姉弟。桑田の幼年時代、共働きをしていた両親の代わりに桑田の面倒を見たという。桑田がサザンを結成してデビューする前の75年に渡米し、通訳として活躍。一方で、楽曲の英語作詞を手伝うなど、桑田の創作活動を影から支え続けた。

 ファンの間では、79年のヒット曲「いとしのエリー」のモデルになったともいわれている。

 96年に帰国してからは、茅ケ崎の海の景観を守る市民団体の代表を務めた。07年には茅ケ崎市長選への出馬もうわさされたが、病魔には勝てなかった。

 天国から見守るえり子さんのためにもがんに打ち克って、再び元気な歌声を聞かせてほしい。




 

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