【ブック】大田正文さん 超愛妻家は“休活”実践で熟年離婚の危機回避

2010.09.17


大田正文さん(左)と妻・順子さん【拡大】

 週休2日、祝日を含めると、1年の1/3、119日が、なんと休日。この貴重な時間をフル活用し、「個人」としてどう世の中で勝負できるか。今どき、“休活”を制する者だけが生き残る時代なのかもしれない。

  文・石島照代 写真・松本健吾

 −−自ら「休活」実践

 「妻に熟年離婚されるとの危機感からです。妻も僕も10年前に広島から上京した当時、知人はひとりもいなかった。僕は5年間、会社と家の往復しかしておらず、週末といえば家で一人でネットかゲーム。まさに社会人週末ひきこもりです。ところが、妻は沢山の友達を作っていました」

 −−そこで?

 「このままじゃ離婚される、自分も友達を作ろう! と、利害関係なしでつきあえて、ネットワークもつくる、『休活』の活動を始めたのです」

 −−熟年離婚の危機が生んだたまもの

 「自分で言うのもなんですけど、本当にかわいらしい妻です。400%大好きです。日本にひとりくらい、超・愛妻家って臆面も無くいう男がいてもいいですよね」

 −−本は今、7版3万3000部を突破中

 「僕は普通の会社員ですが、周りの皆さんのおかげで、ここまでこられました。2008年秋ごろから本を出したいと、出版社5社に企画を持って一度アタックしましたが、その時は、実績がないからと断られたのですが」

 −−悔しかった

 「なので、昨年は“実績”をつくるために、メディア露出を心がけました。休活本のニーズは分かっていたので、出せばある程度売れると思ってはいました。平日の時間活用術の本は数えきれないほどあるのに、休日活用術の本はなかった。また、ある雑誌での休活特集のアンケートでも反響がありました。ですので、『休日の時間活用術』という新しい市場を僕が創ろうと。根拠はないながらも、絶対売り切るという自信がありました」

 −−なかったのは実績だけ

 「でも、僕には1000人を超える、まわりで助けてくださる方がいた。だからきっと、あきらめずに努力していけば、いつか何とかなるだろうと思ってました。そして、昨年末に、最終的に出版にこぎつけた。1年前まったく相手にされなかったことを思えば、うれしかったですね」

 −−有料の出版セミナーも人気だとか

 「ええ。コネもない、人脈もない普通の会社員が本を出せるまで行き着くには、お金も時間も労力もかかる。でも、少し視点と行動を変えると、特に大金を払う必要はないでしょう。戦略を持って努力していけば、応援してくれる人は現れると思うので、絶対あきらめずにがんばってもらえたら、と思います」

 ■『人生を変えたければ「休活」をしよう!』(サンマーク出版・1365円)

 1年に119日もある休日を使い、どんな場所にも出かけていき、肩書きなしの「個人」として、世の中で勝負できる自分をつくる。そんな「休活」の具体的な考え方・実践の方法を網羅した。

 ■おおた・まさふみ 1975年広島県生まれ。都内のIT企業営業職。「日本経済新聞を読む朝食会」など、合計会員数3000人を超える6つの勉強会を主宰。「超・愛妻家」としても有名。(Twitter ID:aisaikamasa)

 

注目情報(PR)