チャチャチャ石井明美 再び輝き始めた“歌の職人”

★「来年デビュー25周年、14年ぶり新曲リリース予定」

2010.10.26


大ヒットで一躍時の人になったデビュー時から来年で25周年。石井さんは歌とともに生きる【拡大】

 明石家さんまと大竹しのぶの結婚(後に離婚)のきっかけとなった人気テレビドラマ『男女7人夏物語』。主題歌として話題を呼び、80万枚超のセールスを記録した1986年の大ヒット曲が「CHA−CHA−CHA(チャ・チャ・チャ)」だ。

 歌ったのは当時20歳の新人、石井明美さん。その年の日本レコード大賞新人賞、日本有線大賞最優秀新人賞受賞他、数々の新人賞に輝いた。

 元々は美容師になろうと思って上京。生活のために六本木のクラブで歌っていたところをスカウトされた。

 「芸能事務所のお客さまから何度もオファーを頂きましたが、今イチ気乗りしなくて、ずっとお断りしていたんです。でもその中で1年間、くどき続けてくださった事務所があり、『それなら』とお願いしたのがきっかけです」

 ただし条件をつけた。

 「売れなかったら恥ずかしいから、レコードのジャケット写真は横向きで。ポスターは作らずキャンペーンもなしで、歌一本で勝負させてください、と言いました」

 入社が4月、レコーディングは6月。この間、みっちりボイストレーニングに励んだかいがあり、ふたを開ければ大ブレーク。一躍、時の人になった。

 「でも、下町から山の手に引っ越しをしたのと電車移動がなくなっただけで、生活自体は変わらなかったですよ。周囲からチヤホヤされましたが、“私は芸能人というより歌の職人”という冷めた意識があったからだと思います」

 その後も、ドラマの主題歌やCMソングが注目され、90年には「ランバダ」がヒット。しかし91年に結婚し、そのまま引退。97年に復帰する間、長男の出産と離婚、そしてシングルマザーとして子育てを経験し、現在に至っている。

 「4、5年前から、町おこしや企業のイベントに呼ばれることが増えてきました。来年はデビュー25周年。14年ぶりになる新曲もリリースする予定です」

 飲み仲間でもある麻倉未稀さん、森川由加里さんとの初ジョイントライブは11月10日、目黒の「ブルースアレイジャパン」で予定。このほか、全国のディスコクラブでイベントを企画中だ。

 ■いしい・あけみ 千葉県館山市生まれ。1986年にリリースしたデビュー曲「CHA−CHA−CHA」が大ヒット。第28回日本レコード大賞新人賞を受賞、翌春の第59回選抜高等学校野球大会の入場行進曲に採用された。90年の「ランバダ」もヒットしたが、91年に結婚を機に引退。その後、離婚を経て歌手活動を再開。10月27日は有楽町の「クラブ ダイアナ」((電)03・5501・1115)、11月10日には目黒の「ブルースアレイジャパン」((電)03・5496・4381)でライブイベントを予定。

 

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