宇多田ヒカル新曲PVに込められたアンビバレントな少女の心境

2010.11.13


宇多田ヒカル【拡大】

 年内で活動休止する宇多田ヒカルが、24日発売のベストアルバム「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL・2」(EMI)に先立ち、動画サイトYouTube上で、先行シングルのリード曲「Goodbye Happiness」のプロモーションビデオを公開している。

 アップテンポながら、大人に成長して忘れそうになるものを織り込んだ哀愁あふれる曲調と歌詞が胸を打つ。少女時代の部屋で画面の向こうのファンに語りかけるように、おどけて歌う。デビュー曲「Automatic」をセルフカバーしたような場面も。「トイストーリー3」に通じる世界観で、天才少女として注目されたころへの郷愁が見え隠れする。

 このPVは自身の初監督作品でもある。1カメラで一発撮り。YouTubeでは過去のPVも一挙に見せる大盤振る舞いだ。世俗から距離を置き「人間」を磨こうと表舞台を去るそうだが、より多くの人の記憶にとどめたいというアンビバレントなのだろうか。 (裕)

 

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