紅白選考裏事情…芸能界重鎮、美川憲一に「後進に道を」

2010.11.25


後列左から、浦田直也、與真司郎、日高光啓、末吉秀太。前列左から、伊藤千晃、宇野実彩子、西島隆弘、西野カナ、植村花菜、クミコ     =渋谷区NHK【拡大】

 大みそかの「第61回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表された。紅白合わせて、平成では最少となる44組。常連の美川憲一(64)をバッサリ、大ブームのK−POP勢や、初出場が期待された大物が選に漏れた本当の事情は−。

 スタート時間は昨年の午後7時15分から15分遅れの7時30分。出場歌手は昨年の50組から6組減った。そのあおりを受けた形なのが、第42回から19回連続出場し、小林幸子(56)と“衣装対決”を繰り広げてきた美川憲一(64)だ。

 代表曲「さそり座の女」をたびたび歌うなどマンネリ感も指摘されてきたが、「新曲は毎年出されている。総合的に見て届かなかっただけ」と井上啓輔チーフプロデューサー。

 しかし、事前に辞退していた、という証言も。

 「布施明が昨年、勇退して株を上げた。美川にも『今年は枠が減る。キャリアがあって、大御所なのだから自ら後進に道を譲ったら』と申し上げた」とある芸能界の重鎮。これに従ったようだ。

 BIGBANG、少女時代、KARA、そして復活した東方神起の2人組。最大で4組の可能性もあった韓国組はゼロだった。

 「活躍は目覚ましかったと思う」が、「電話での世論調査の結果など総合的なデータから考えて、今一歩届かなかった」(井上氏)と、こちらの落選理由も柳田稔元法相の答弁のように通り一遍。“総合的”に判断すれば今の日本で欠かせないはずだが…。

 落選の真相を韓流ライターが推し測る。「仮に4組も外国勢が出れば右翼の街宣車が黙っていない−と話す関係者もいたが杞憂でしょう。それより、K−POPアーティスト自身が韓国のマスコミやネチズン(インターネット上の市民)を恐れている。『韓国でも特番が目白押しの時期に、なぜ日本を優先するのか』と叩かれる。保身に走ったのでは」

 初出場組は、配信ダウンロードが100万件を超える西野カナ(21)をはじめ、「トイレの神様」でブレークした植村花菜(27)、反戦歌が話題を呼んだクミコ(56)、男女7人組ユニットのAAA、沖縄出身の5人組グループHYの5組。

 「粒ぞろいの5組だが、視聴率対策を考えればサプライズの大物が1〜2組ほしいはず」(民放音楽番組スタッフ)

 デビュー30周年の佐野元春(54)はギリギリまでNHK関係者が検討を重ねたという情報もあった。昨年の矢沢永吉(61)のように“枠外”のサプライズ出演はないものか。

 「今回発表したのがほぼすべてと考えていただければ」というNHK側。このままでは、出場者と同様に視聴率もエコな数字に終わってしまう?!

 

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