シルヴィアさん、がん死 前夫と一人息子が献身看護も

2010.11.29


シルヴィアさん【拡大】

 「別れても好きな人」などで知られるムード歌謡グループ、ロス・インディオス&シルヴィアの元ボーカルで歌手のシルヴィア(本名・松田理恵子)さん(52)が28日午後1時3分、肺がんのため東京都港区の病院で死去した。葬儀は近親者による密葬で行う。喪主は長男の中山貴大(なかやま・きだい)氏。後日、お別れの会を開く。

 約1年半にわたる闘病生活の末、デュエットの女王が世を去った。

 関係者によると、前夫のフリープロデューサー(55)と、一人息子の長男が連日、病床に付き添い、献身的な看護を続けていた。まさに、「別れても好きな人」の歌詞通りの愛情に包まれた中での最期だった。

 シルヴィアさんは昨年5月に肺がんが見つかった。ステージIVまで進行し転移も判明。手術が不可能な状態で、入退院を繰り返しながら放射線治療などを受けてきた。

 がんは当初、ごく親しい関係者だけに告白。昨年10月には気力を振り絞ってシングル「愛の街 稲城」をリリースするなど歌手活動を続け、今年8月まで広島などでステージをこなした。

 しかし、9月に入って再び体調を崩し、再入院。同27日には危篤状態に陥り、意識が戻らないまま、集中治療室で闘病を続けてきた。

 シルヴィアさんは大阪出身。スカウトされ、1979年ロス・インディオスの初代女性ボーカリストとして加入。この年発売された「別れても好きな人」はミリオン・セラーを記録した。

 82年には、菅原洋一(77)とデュエットし、「アマン」をヒットさせた。菅原は闘病中のテレビ取材で、シルヴィアの近況について「4月までコンサートを一緒にやっていたのに、最近連絡が取れなくて。関係者から入院していると聞いて驚いたばかりでした」と心配していた。

 

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