海老蔵、示談工作か…「水面下での交渉」“切り札”か

2010.12.13


伊藤リオン容疑者【拡大】

 人気歌舞伎俳優、市川海老蔵(33)が顔面を殴打され重傷を負った事件で、海老蔵と加害者の元暴走族グループとの攻防が緊迫している。警視庁が傷害容疑で逮捕・送検し、取り調べを続ける伊藤リオン容疑者(26)は詳しい事情に関して「言わない」と証言を拒否。両者の言い分が平行線をたどるなか、示談に向けた動きも見え隠れする。

 調べによると、リオン容疑者は逮捕まで都内の知人宅に潜伏していたことを明かすなど足取りに関する供述も始めた。だが、動機は「(海老蔵の)言動が頭にきて殴った」とし、東京・西麻布の「B」ビル11階が犯行現場と認めながらも、詳しい状況について「言わない」と黙秘を続ける。

 一方、警視庁は12日、海老蔵の3度目の聴取を行い、リオン容疑者について「暴行したのはこの男に間違いない」と説明、これまでの供述内容を繰り返したという。

 「いきなり殴られた」と主張する海老蔵と、「(リーダーの男性が)殴られ、頭に来て(海老蔵を)殴った」とするリオン容疑者。

 真相解明にはリオン容疑者の供述が欠かせないが、肝心な部分には口をつぐんでしまう。一体どういうことなのか。

 「水面下でグループ側と海老蔵さんとの間で示談交渉が進んでいる可能性がある。海老蔵さんに有利な材料を与えたり、グループ側の手の内を明かすことのないように慎重になっているのでは」(捜査関係者)

 グループ側の代理人、藤本勝也弁護士が16日にも会見を開く。ここでグループ側の言い分を改めて主張し、海老蔵に殴られたとされるリーダーの男性(28)が被害届を出すかどうかについても言及するとみられる。

 「この場で話す内容で交渉の進み具合と展開が分かる。海老蔵さんに譲歩するようなら示談が進んでいる可能性もある」(同)

 だが、海老蔵の代理人、深沢直之弁護士は民事介入暴力対策委員会委員長をつとめたミンボーのカリスマ。「示談に応じず、真っ向から争うのでは」(法曹関係者)との見方もある。

 

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