かりあげクン勤続30年 作者・植田まさしさん「アッという間」

2010.12.16


勤続30年を迎えた「かりあげクン」作者の植田まさしさん【拡大】

 ひょうひょうと生きるサラリーマンを描いたギャグ漫画「かりあげクン」(月刊まんがタウン)が連載30周年を迎えた。イタズラ好きが影響したのか“勤続30周年”でも平社員から出世できないままだが、禁断の傑作集が発売されるなど、いつになく注目が集まっている。

 「かりあげクン」は、ほんにゃら産業営業課に勤務する29歳、独身のサラリーマン。1980年1月30日発売の「WeeKly 漫画アクション」(双葉社)で「ほんにゃらゴッコ」というタイトルで連載が始まった。主人公のかりあげクンや周囲のキャラクター設定は、当時から現在までほとんど変わっていない。時を経てもブレない内容にしたいという作者・植田まさしさん(63)のこだわりという。

 植田さんは「30年前に連載依頼を受けたのがまるで昨日のことのように思えるほど、アッという間だった」と振り返る。 それにしても、連載がここまで長期間になると、ネタに行き詰まることはないのか。植田さんは「アイデアはひたすら考えるのみ。題材探しが重要で、その時間が一番長い。アイデアに詰まっても締め切りは次々とやってくるので無理やりなんとかするしかない」と結構、力業で乗り切ってきたそうだ。

 同誌を発行する双葉社では、来年2月末まで「勤続30年おめでとう!フェア」を開催。これまでの作品中で特にダークなネタを厳選した「かりあげクンBLACK」と、お色気ネタを厳選した「かりあげクンPINK」を11日に刊行した。

 また、毒舌トークが武器で、芸能界の「かりあげクン」的存在、有吉弘行(36)がベスト作品を厳選。Tシャツにプリントして対象商品を購入した読者100人にプレゼントする。

 植田さんも新年6日発売の「まんがタウン」で、初のロングインタビューに挑む。「なぜ、髪形が刈り上げなのか」「かりあげクンは結婚するのか」など、かりあげクンの秘密が暴露されるかも!?

 

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