AKB48恋愛ゲームに業界騒然!予約だけで25万本

2010.12.20


AKBはセブンーイレブンともコラボ(左から森杏奈、前田亜美、渡辺麻友、大島優子、河西智美、小森美果、横山由衣)【拡大】

 人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーと“仮想恋愛”ができるゲームソフトが23日発売されるが、発売前の予約が実に25万本に達していることが分かった。このままのペースでいけば、販売数が50万本を超えるメガヒット作品になる可能性も。改めてAKBの人気のスゴさをみせつけることになりそうだ。

 人気となっているのはバンダイナムコゲームスのソニー・PSP(プレイステーション・ポータブル)向けの恋愛シミュレーションゲーム「AKB1/48 アイドルと恋したら…」(5229円)。

 プレーヤーがAKBの全メンバーから好意を持たれるという設定で、お気に入りではないメンバーを次々と振っていく。そして、最終的に選んだ1人とめでたく結ばれるというファンには夢のようなゲームだ。

 コンセプトは「究極の恋愛“妄想”ゲーム」。中心メンバーである大島優子(22)、前田敦子(19)、板野友美(19)とカップルになることもできれば、逆に振ることもできる。

 メーカー側の集計では発売1週間前の16日時点で、25万本の予約が確認されているという。

 業界関係者によると、「予約が10万本を超えるのは、誰でも知っているような有名作品に限られる。予約で25万本となれば、発売1カ月で50万本は堅いし、状況次第では累計100万本に迫る可能性もある」というからスゴい。

 若者の「ゲーム離れ」が指摘される昨今。業界では、10万本の販売でヒット作、20万本なら大ヒット作と呼ばれる。50万本を超えるような作品はごくわずかだ。

 今年発売されたものでは、400万本を突破した「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」や、200万本超とされる「モンスターハンターポータブル3rd」などは別格として、50万本を記録した作品は10タイトルほどしかない。

 また、販売数が20万本を超えた作品のほとんどが、すでに人気となっているシリーズの続編で、「まったくの新作が20万本を超えるというのは異例中の異例」(前出の業界関係者)という。

 当のバンダイナムコゲームスの幹部も「正直いって、これほど予約が集まるとは思わなかった。予約だけで累計販売計画を上回っている。アイドルもののゲームはヒットしないというジンクスがあって心配だったが、AKBは別だったようだ」と驚く。

 親会社のバンダイナムコホールディングスは、2010年3月期に299億円の連結最終赤字に転落。国内のおもちゃ事業は好調だったものの、ゲームソフト事業の不振が響いた。

 今期(11年3月期)はおもちゃ事業が依然好調で、ゲームソフト事業も回復基調にある。AKBの恋愛ゲームがメガヒット作品になれば、業績の上方修正につながる可能性もある。

 コンビニ最大手のセブン−イレブン・ジャパンなど、人気にあやかってAKBとタッグを組む企業は多い。消費低迷に苦しむ企業にとって、その威力は絶大なようだ。

 

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