サミットクラブ 子供たちに喜びをプレゼント

2010.12.22


お笑いコンビ「サミットクラブ」右側が静恵一、左がムラコ【拡大】

 お笑いに精通しているスポーツキャスター、大林素子が今ハマっているのがサミットクラブ。静恵一、ムラコのイケメンコンビだ。

 実力は折り紙つき。1999年、高校進学後にコンビを結成して1カ月後、ダウンタウンやナインティナインなどを生み出した「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」に出場。参加198組中で3位となり、「香川登枝諸賞」を受賞した。「賞をいただいたあとは、学校に行きながら週末は営業でした」と静。関西の放送作家の大御所・疋田哲夫氏の後押しで東京に進出した。

 漫才中心からコントにシフト。年2回の単独ライブは、20代のOL中心にいつも満員。ボケとツッコミをはっきりさせない、流れのあるストーリーからシュールな笑いを描く。ムラコのいう「1つのウソを裏切らない」ネタは良質だが、短尺を求めるメディアでは生かし切れないのかもしれない。

 2年前にチャリティーライブ「横浜サミット」、翌年は「大阪サミット」を開いた。がんで苦しむ小さな命を救いたいと、2人のプロデュースで芸人、ミュージシャンなど17組が集結。売り上げを「がんの子どもを守る会」へ寄付した。

 今年は規模を少し大きく「東京サミット」を開催。35組が参加。ライブ、イベントを増やし、孤児施設の子供たちに大きなクリスマスケーキ100個を100カ所に贈る。「目標は達成しました。おかげさまでケーキは少し多く届けられます」(静)

 クリスマスには施設を数カ所訪れる。「大人が楽しんで子供たちがハッピーになれば…」と、子供たちに喜びをプレゼント。小さくもたくさんの愛を届ける姿に、芸人のあるべき姿をみた。(演芸評論家 高山和久)

 

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