「私は軍師」顧客は今も政財界の重鎮 占い師マリー・オリギンさん

2011.01.04

 「私の仕事は、いわば軍師です。1980年代、ある自民党大物政治家のご名代が私のもとに来られました。『近々行われる総裁選に出馬するべきか、否か? 出馬するなら、どのような戦略をとるべきか?』とおっしゃるわけです」

 新宿区内にある個人事務所。マリー・オリギンさんはこういって振り返った。

 オリギンさんの「八星占術」は、生年月日から各人の守護星を太陽系の水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星から見いだし、それを基盤に独自の特製カードを用いて占う占星術だ。

 「生年月日をお伺いしてカードをめくったところ、なんとエースが3枚も出てきました。これほど強い運勢はありません。見事に総裁になられ、強いリーダーシップを持つ総理大臣としてご活躍されました」

 これが誰かはご想像にお任せするが、政財界の重鎮が重要な決断に迫られた際、しばしば極秘裏に依頼される。それは今も変わらず、4、5年前からは後継者問題に悩む経営者の相談が増えてきたという。

 「かつては誰に世襲するか? でした。ところが最近は、世襲では会社経営がおぼつかないため、どのような人材を登用するか? 誰に任せるか? が多いですね」

 政財界問わず、どこを守り、どうやって攻めるか? で将来が大きく左右される。

 「占術は戦術でもあるんです。それは恋愛相談も同様です。ベストであればいいですが、そうでなければいかにモア・ベターにするか? それをご教示します。とはいってもご相談の内容によっては、1時間で1キロも体重が減るほどわが身を酷使するんですよ」

 今年の日本を占ってもらった。

 ――政局は?

 「菅直人首相の今年の星は火星で正道強化運の年です。場当たり的な行動はダメで、意外なグループとの連立もあり得ます。小沢一郎さんは金星で攻防調整運の年。守り7、攻め3でご自身のお考えを頑固に貫くといいでしょう」

 ――解散総選挙は?

 「菅首相の支持率がますます下がりそうなので、2月末前後にひと波乱ありそうですね」

 ――では日本経済は?

 「残念ながら、急な好転はないです。まだ不況は続きます」

 ――大地震はどうか?

 「京都を中心に、北と南でありそうですが、大震災とまではいかないでしょう」

 良い年になることを祈ろう。

 ■まりー・おりぎん 占い師。もともと、ジプシー占いを専門にしていたが、交通事故で瀕死の重傷を負って臨死体験したことをきっかけに、独自の「発声占術」をベースに「八星占術」を編み出す。1967年に放映された「おしゃれジョッキー」(日本テレビ)出演をきっかけに、70、80年代はテレビや週刊誌に引っ張りだこだった。占術依頼は公式HP「マリー・オリギン八星占術」から。ニコニコ動画で「占いニコ電」(毎週月曜日23時〜)レギュラー出演中。

 

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