女子プロレス元極悪同盟、コンドル斉藤「凶器、反則ナシでね」

★居酒屋のママ&デザイン会社経営

2011.03.09


コンドル斉藤さんの素顔は実にチャーミングだ【拡大】

 女子プロレスが大人気だった1980年代後半。極悪同盟とクラッシュギャルズの、血で血を洗う抗争が連日、スポーツ新聞を賑わせたものだ。

 ダンプ松本の片腕として、リングの内外で暴れまくったコンドル斉藤さんが、肩の負傷をきっかけに引退したのは88年5月だった。あれから23年。コンドルさんは、JR中央線・中野駅北口から徒歩5分ほどの野球居酒屋「中野塾」の厨房にいた。

 「ウチの店は、元プロ野球選手からコーチングが受けられる『少年野球指導教室 中野塾』が運営する和風野球バーなんです。野球ファンに気軽に立ち寄っていただき、野球談義に花を咲かせたり、時には即席コーチをやっちゃおうということで、先月8日にオープンしました」

 スタッフには、阪急、中日、ヤクルトで活躍した右腕の野中徹博さん、横浜、オリックスで打撃の要となり、現在は格闘家の古木克明さん、01年にヤクルトの日本一に貢献し、オリックスでは背番号1だった副島孔太さんらがいて、日替わりで出勤。ちなみに『少年野球指導教室 中野塾』の代表は、元巨人軍監督の堀内恒夫氏の長男・康史さんなので、元監督が店舗名のロゴを書いただけでなく、店にもちょくちょく顔を出すのだそうだ。

 「料理はすべて私の手作りで、堀内家秘伝のタレが決め手の『鶏の唐揚げ』、古木さん直伝・横浜ベイスターズ合宿所風『牛筋黒カレー』(土日限定)が好評です」

 とはいっても、オーナーに依頼された居酒屋のママさんは仮の姿。本業は、デザイン会社・プリンテックランドの経営だ。

 「プロレスラー時代から描いてるイラスト、イベント会場、店舗などのエントランスに置くウェルカムボードやシールの制作、それに商業デザインを行っています。去年の10月に立ち上げたばかりで、スタッフは私を含めて3名しかいませんが、ブライダル関係をメーンに顧客開拓中です」

 ここ数年、しばしば体調を崩し、何度も長期入院している。

 「体調だけでなく、精神的に落ち込んだこともありました。でもいつまでもクヨクヨしないのが私流。今はほぼ体調が戻ったし、会社の切り盛りもありますから、これからはガンガン行きますよ。もちろん凶器、反則ナシでね」

 ■コンドル・さいとう 1967年8月11日、大阪・守口市生まれ。84年に全日本女子プロレスに入門し、ダンプ松本をリーダーとする極悪同盟のメンバーに。全日本女子ジュニア王座、ブル中野とのコンビでWWWA世界タッグ王座に輝いたこともあり、87年度全日本女子プロレス大賞技能賞を獲得した。88年に引退。現在、株式会社プリンテックランド代表。野球居酒屋「中野塾」((電)03・5380・6377)は東京都中野区中野5の54の4 コンフォートMF中野1階。本人ブログは「コンドルnoプリンテックランドへようこそ!」。

 

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