宣伝責任も!? 勝間和代氏ら原発事故で困惑のワケ

2011.04.08


薬丸裕英【拡大】

 福島原発事故の影響はますます拡大している。東京電力だけでなく、電力各社で原発促進やオール電化に一役買った有名人たちは“想定外”の事態に戸惑っている。

 中部電力は震災直後から原発促進のテレビCMを自粛している。起用されていたのはタレントの薬丸裕英(45)、経済評論家の勝間和代氏(42)、弁護士の北村晴男氏(55)の3人。

 元アイドルの妻、息子3人、娘2人を持つ薬丸は、「子供たちのためにも…CO2を出さない」と、環境にやさしい原発を訴えていた。経済性を重視して人選されたのは勝間氏。「経済成長のためには、エネルギーは量とコスト両方が安定していないといけない」と呼びかけていた。

 そして、人気番組「行列ができる法律相談所」でおなじみの北村弁護士は「エネルギー資源の96%を海外から輸入に頼っている…」と、原発の有効利用を訴えていた。⇒【AKB板野「いってみヨーカドー」CM再び!(画像あり)】

 一方、計画停電とともに「オール電化商品」も苦境だ。東京電力では販売を休止している。当初は「エコで経済的に優れている」とアピール。オール電化は90万件近い家庭に普及し、テレビCMではタレントの滝川クリステル(33)が「オール電化リフォームで、CO2削減の切り札にしませんか?」と微笑みかけていた。

 同じく中部電力では女優の宮崎あおい(25)、関西電力では黒木瞳(50)がCMの顔だが、電力事情が国家的一大事になっている今、電力各社のCM内容も変わらざるを得ない事態だ。

 芸能評論家の肥留間正明氏は、「タレントたちは一流企業のCMに影響が出るとは夢にも考えなかっただろう。もちろん原発事故はタレントに全く責任はない。しかし、昨今の判例では、宣伝責任を問われることがある」と話す。タレントにとって企業の顔になることは、思わぬリスクを伴うのだ。

 

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