福島原発レベル7でもツアー続けるロック魂「MR.BIG」とは

2011.04.13


大阪城ホールでファンを熱狂させた「MR.BIG」【拡大】

 福島第1原発事故の深刻度が国際基準でレベル7に引き上げられる中、米人気ハードロックバンド「MR.BIG」が来日ツアーを続行中だ。「こんなときだからこそロックファンを勇気づけたい」と東北でも公演が予定されている。

 1989年に結成されたバンドは、親日派として知られ、今回が2年ぶり9回目の来日。

 ツアー初日となった7日の大阪城ホールでは、全米No.1を獲得した大ヒット曲「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」や、東日本大震災の被災者へのエールを綴ったチャリティーソング「ザ・ワールド・イズ・オン・ザ・ウェイ」など25曲を披露。8000人が詰めかけた。

 ボーカルのエリック・マーティン(50)は、「僕たちも君たちと同じ涙を流している。日本の皆さん、愛しているよ」とメッセージ。

 また、日本人の妻を持つギターのポール・ギルバート(44)は、「こんな時だからこそ日本に来た。僕らの音楽を聴いてもらって一緒に前に進んでいこう」と呼びかけた。

 当初、予定していた仙台公演は中止となったが、15日の盛岡公演は余震の影響によるホール点検のため会場を岩手県民会館大ホールから、盛岡市民文化ホール大ホールに変更して開催。19日には秋田公演も開き、東北のファンにロック魂を届ける。27日の東京国際フォーラム公演まで全10都市で11公演を実施。この時期に日本公演で約4万人を総動員する、まさに“ビッグ”なツアーだ。

 各会場で募る義援金と、チャリティーCDの売り上げの一部は日本赤十字に寄付される。

 

注目情報(PR)