2ちゃんねらー騒然! 麻木久仁子“勝訴”匿名でも名誉毀損か

2011.05.28


麻木久仁子【拡大】

 匿名をいいことに誹謗中傷が横行するネット掲示板に、痛烈な一撃だ。「2ちゃんねる」への書き込みで名誉を傷つけられたとして、タレントの麻木久仁子(48)がプロバイダーの「浜松ケーブルテレビ」(浜松市)に発信者情報の開示を求めた訴訟で、静岡地裁浜松支部は26日、発信者の個人情報開示を命じたのだ。麻木側が今後、書き込み主を相手に刑事、民事での訴訟を起こすのは確実だ。

 問題の書き込みは1月4日、浜松ケーブルテレビのサーバーを経由し「2ちゃんねる」に掲載された。内容は、16歳になる麻木の長女を中傷したもので、中野琢郎裁判官は「書き込みは事実ではなく名誉毀損は明らか」と断罪。浜松ケーブルテレビは判決に従う意向という。

 ここ数年、ネットの匿名投稿で中傷された当事者が、接続業者に発信者情報の開示を求めるケースは増えている。なかには刑事事件に発展したケースもある。

 お笑いタレントのスマイリーキクチ(39)は一昨年2月、過去の殺人事件と関わりがあったとする事実無根の中傷が約10年間も続いているとして、警視庁に被害届を提出。18人のネットユーザーが脅迫容疑などで書類送検された。

 ネット上での中傷について、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「ネットは匿名の場ではない、という大前提をユーザーは認識するべき。今回のようなタチの悪いユーザーのせいで規制が強まり、正当な告発などが埋もれる結果になってはいけない。ネット言論文化の衰退にもつながる」と話している。

 

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