TBS衝撃「JIN」危機…「マルモのおきて」猛追のワケ

2011.05.31


「JIN−仁−」危うし?!【拡大】

 日曜午後9時の民放テレビで激しい視聴率争いが繰り広げられている。好調だったTBS系SF時代劇「JIN−仁−」をフジテレビ系のホームドラマ「マルモのおきて」が猛追しているのだ。

 TBSが50周年記念ドラマとして社運を賭ける「JIN−仁−」は、4月17日から始まった“完結編”で視聴率20%超えを連発。しかし、5月22日、29日と連続で18・8%とややダウンした。

 これに対し、視聴率が尻上がりに好調なのは「マルモのおきて」。4月24日に11・6%でスタート。5月1日に12・9%、そして同22日、29日と連続で15・6%をマーク。同時間帯2位に付け、「JIN−仁−」との差は3・2%に迫っている。

 加えて、テレビ朝日系日曜洋画劇場がロードショー公開中の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズを3週連続で放送中で、14・5%(5月22日)、14・9%(同29日)と堅調。島田紳助(55)の司会で根強い人気を誇る日本テレビ系「行列のできる相談所」が5月22、29日ともに14・2%と各局とも“がっぷり四つ”の様相なのだ。

 このうち最も勢いがある「マルモのおきて」は、亡くなった親友の2人の子供と一緒に暮らすことになった独身男のホームドラマ。舞台出身の人気俳優、阿部サダヲ(41)と、子役の芦田愛菜(6)と鈴木福(6)が出演。“おしゃべりする犬”も登場し、人気ドラマの王道である“名子役と動物”をきっちり押さえ、子供が見てもわかる丁寧なストーリー展開が特徴だ。

 子役2人と犬が“薫と友樹、たまにムック”の役名で出演者と踊りながら歌う主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」も人気で、「歌が流れるエンディングで瞬間視聴率が17%を超える珍しい現象が起きている」(民放編成マン)という。

 テレビ誌のコラムニストは、今後の視聴率の推移をこう占う。

 「『JIN』『マルモ−』『行列−』がともに、2週連続同じ視聴率というのが興味深い。固定ファンが定着している証拠だが、気になるのは、NHK大河ドラマ『江』に続いて『JIN』を見る時代劇ファンの中に『続けて見るのは疲れるから』という録画派が少なからずいること。一方の『マルモ−』は親子で見る“随伴視聴”が多い。『マルモ−』が逆転トップとなる可能性も十分ある」

 あなたは、どれを見てますか?(視聴率は、関東地区、ビデオリサーチ調べ)

【次回のあらすじ】

 護(阿部サダヲ)は、薫(芦田愛菜)と友樹(鈴木福)がもうすぐ誕生日だと知る。一緒に暮らして初めての誕生日を祝ってやりたいと考えた護は、双子に何が欲しいかを尋ねる。しかし双子は「サンタさんにお願いしたから大丈夫」と話す。護はサンタさんはクリスマスにしか来ないから、何が欲しいのか教えて、と言うが亡くなった双子の父・笹倉(葛山信吾)から他の人に教えたらいけないと言われた双子は欲しい物を話そうとしない。

 そんなある日、双子が下校途中に、実の母・あゆみ(鶴田真由)が声をかけて、クッキーを手渡す。母親は死んだと聞かされている双子は知らない人からもらえないと断るが…。

 

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