「オールナイターズ」真田せつこ 生粋のお嬢様から本格派女優へ

2011.07.13


一世を風靡したオールナイターズから着実に女優として歩みを続けている。抱っこしているのは売れっ子スター犬の愛犬「桃」だ【拡大】

 東京ディズニーランドが開園し、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」が視聴率62・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をたたき出して話題となった1983年。深夜テレビでもフジテレビのバラエティー「オールナイトフジ」が人気を呼び、女子大生ブームを巻き起こした。

 ミニスカ、水着で“旬”をレポートし、時にはアダルトビデオを紹介するのは、そのころとしては画期的。

 真田せつこさんは、女子大生軍団「オールナイターズ」の初代メンバー。祖父が大手スーパー創業者という資産家に生まれ、都内・田園調布の自宅は敷地が約100坪。海外の高級ブランドに囲まれて育った生粋のお嬢様で、当時は現役の文化女子大生だった。

 「小さいころから、父が経営していたファッションブランドのモデルをしていて、オーディションでメンバーになったんです。初代メンバーは学校や経歴はまちまちでしたが、一つだけ共通することがありました。名簿を見ると、自宅は一戸建て。いわゆる良家のお嬢様ばかりだったようです」

 プロデューサーも父母や家族の視線を気にしており、「授業参観」と称するスタジオ見学を奨励したという。

 「芸能界で生きていこう、ってコは少なくて、ほとんどが番組や大学を卒業後、すぐに結婚。私は鈴鹿8時間耐久レース『チーム紳助』のレースクイーンや、マレーシア航空、クイーンエリザベス2世号のイメージガールをしながら、女優の道を選びました」

 目指すは本格派。樋口可南子、松坂慶子、貫地谷しほりらを輩出した伊藤正次演劇研究所に通い、演技のABCから学んだ。

 「演技力、存在感、感性は頭で覚えるのではなく、体で身につけるもの。加えていかに感情を解放できるかが大切じゃないかしら。女優業は奥が深いです」

 過去10年はグラビアや写真集の仕事が目立ったが、最近は心霊モノや都市伝説をテーマにしたDVDを中心に、テレビドラマの出番も増えてきた。

 「最近は、飼ってる柴犬の桃とセットでオファーがくるんです。桃は『おとなしくて表情が豊か』と評判。出番をとられないよう、私も頑張らないとね(笑)」

 4年前に結婚。妻となり、演技にも幅が出てきた。

 ■さなだ・せつこ 1964年6月29日生まれ、三重県出身。女優、タレント、ファションモデル。文化女子大学家政学部服装学科卒業。『オールナイトフジ』(フジテレビ)の初代オールナイターズメンバー。映画「A.I. ある彼女の世界征服?!」上映中(DVDは7月15日発売予定、メディアサプライ)、DVD「ひきこさんVS口裂け女」(インターフィルム)は8月5日発売予定。7月30日放送予定の「棟居刑事 背徳の詩集」(テレビ朝日)出演。愛犬の桃ちゃんは、人気タレント柴犬だ。

 

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