池田聡さんデビュー25周年!全国を一期一会ツアー

2011.07.20


伊勢正三さんとユニットを組むなど意欲的な活動を続けている。都会的で深みのある歌で女性のみならず男性にもファンが多い【拡大】

 デビュー25周年の今年、精力的に全国ツアーを行っている。6〜7月だけでも山陰、関西、東海、関東で17カ所を駆け抜けた。

 「9月には北海道の予定で、今年はトータルで90カ所ぐらいになりそうです。例年より20カ所ほど多いですね」

 デビュー曲「モノクローム・ヴィーナス」は北海道から火がつきスマッシュヒット。それが自信となり、歌手活動に弾みがついた。それだけに、北海道には思い入れが強く、4月に続き今年2度目のツアーだ。

 肩書はシンガーソングライター。だが「自分としてはシンガーのほうによりこだわりがある」という。

 確かに、デビュー当時から、一貫してコラボレーションで作品をリリースしてきた。友人、先輩である中西圭三、伊勢正三はじめ、日本の音楽シーンを彩ってきた実力派だけでも、秋元康、タケカワユキヒデ、玉置浩二、南佳孝、筒美京平、来生たかお、久石譲らの名前がすぐに思い浮かぶ。一つの傾向にかたよらないのが、池田さんの作品群の魅力でもある。

 「1人で作詞作曲からアレンジ、ミキシングまで全部やるよりも、いろいろな才能、感性、インスピレーションの出会いがある方が、お互いに刺激されてより高次元の作品ができるんじゃないでしょうか。それはライブやコンサートでも同じ。8月6日の25周年記念リサイタルもゲストに中西圭三君、沢田知可子さん、伊勢正三さんをお呼びしてセッションを楽しんでもらおうと思っています」

 一方、5月4日、宮城県石巻市で行われた「さきどり!こどもの日まつり」のチャリティーライブに参加。被災者にエールを送った。

 「市の中心部に位置し、市街地を一望できる日和(ひより)山公園の神社が会場でした。遅咲きの桜が残る中でみた光景は、今も忘れられません。津波に襲われた海岸部や旧北上川沿いの家々は破壊され尽くして瓦礫だらけ。想像以上の状況を目の当たりにして、一度きりではなく、継続して支援と応援をしていかなくてはいけないと改めて思わされました」

 同時に、「一期一会」の大切さを感じたという。

 「今、目の前にあっても、数分後はどうなっているかわからない。だからこそ、一曲一曲を大事に歌い繋いでいきたいですね」

 ■いけだ・さとし シンガー・ソングライター。1963年7月21日、栃木県出身。県立烏山高校、日本大学理工学部卒業。86年、スズキ・アルトのCM曲に採用された『モノクローム・ヴィーナス』でデビュー、いきなりセールス50万枚のヒットとなる。87年、「濡れた髪のlonely」でレコード大賞金賞、アルバム「missing」も同優秀アルバム賞を受賞。93年には『ポケベルが鳴らなくて』(日本テレビ系)に出演し、俳優としても高い評価を得た。ブラジリアン柔術は紫帯の猛者でもある。7月21日に神戸「チキンジョージ」、23日に和歌山「和歌山オールドタイム」でライブ、8月6日には東京国際フォーラムで25周年記念リサイタルを予定。

 

注目情報(PR)