ザ・タイガース、ビンビン復活!チケット10倍高値の過熱ぶり

2011.08.01


沢田研二のコンサートに瞳みのるらが合流する形で、ザ・タイガースが完全復活する【拡大】

 往年のGSファンにとっては、まさに奇跡といってもいいザ・タイガースの復活がスゴイことになっている。9月8日の東京国際フォーラムを皮切りに展開される全国31カ所のチケットは、あっという間に完売した。

 「これほど勢いがある売れ方は、最近ではサザンオールスターズ以来じゃないかな。プレミアがついて価格が10倍になった地区もあるらしい」

 そう驚くのは、地方のイベント関係者。

 解散から40年−。熟年になったファンが熱狂するコンサートの正式なタイトルは、「沢田研二 LIVE2011〜2012」。ジュリーこと沢田研二(63)のライブに、元メンバーの瞳みのる(64、ピー)、森本太郎(63、タロー)、岸部一徳(64、サリー)が参加する形で、「全編、ザ・タイガースの楽曲」(関係者)を演奏して完全復活のステージを見せるのだ。

 「いやぁ、毎日練習で大変ですよ。チケットはすべて売り切れました。ですから記者会見が必要ないようです。あとは本番だけですね」

 そう話すのはタロー。

 タイガースは1967年、「僕のマリー」でデビュー、「シーサイドバウンド」で人気に火がつき当時の日劇は超満員。

 「とくに『モナリザの微笑』で爆発的な人気を得て、瞬く間にGSブームの頂点に立った。その熱狂ぶりはビートルズにも匹敵したほどでした」と振り返るのは、芸能評論家の肥留間正明氏。

 しかし、日本の音楽史に名を刻んだわりには、GSブームは長くなかった。71年1月24日に日本武道館で事実上の解散。ジュリーがソロに転身して、各メンバーは別々の道を歩んだ。

 81年には、慶応高校で漢文教師をしていたピーを除くメンバーで何度か“同窓会”としてコンサートを開き、82年には「色つきの女でいてくれよ」が大ヒット。だが、このとき本人たちは“再結成”という表現を使わなかった。ピーを加えた今回が初めての再結成となる。

 復活のきっかけは2008年暮れに解散後初めて全員が集合したこと。ピーは「こいつらが一生の親友だとわかった」とコメントしている。さらに「ピーの息子は、父親が本当にザ・タイガースのメンバーだったことを信じない。それじゃ…と、当時の姿を息子に見せたくなりピーが参加することになった」と、音楽関係者。

 ピーは定年まで2年を残した一昨年、33年間勤めあげた慶応高校を退職。その後は「世界に通用する本物の曲を作りたい」と北京を拠点に創作活動を開始。再結成に備えて日本語・中国語双方の曲も用意しているという。まさに「老虎再来」だ。

 タローは、「みんな張り切って練習していますよ」と意気込みを明かした。

 

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