業界に激震!ゆうこりん“OLと同じ”判決で秩序崩壊

2011.08.16


裁判には“勝った”小倉優子。業界は、こまりんこ?【拡大】

 はたしてタレントは「労働者」なのか−ちょっとした論争が業界内で広がっている。

 きっかけは7月5日に下されたタレント、小倉優子(27)への判決。今年1月、所属事務所「アヴィラ」に所属契約解除を求めた訴訟で、東京地裁は請求を認める判決を言い渡した。それによると、契約は昨年12月31日をもって終了。今後、アヴィラが小倉に業務を命じることなどをしてはならないという内容だった。

 この判決を聞く限り独立問題は小倉の一方的な勝利なのだが、「判決には芸能界の死活問題となりかねない内容が含まれていた」とプロダクション関係者が明かす。

 判決文には《タレントは労働者なので契約は無効であり、契約に縛られず自由に辞めることができる》といった主旨が書かれていた。

 つまりタレントはOLと同様の労働者で、会社を辞めるのも移籍も自由という判決なのである。

 ところが実態は異なる。芸能界では、タレントは「個人事業者」としてプロダクションと契約して、その仕事の内容によってギャラを得るというのが一般的。タレントは受け取ったギャラを確定申告したり、個人事務所で処理するケースが多い。またプロダクションは「育成」も行っており、タレントとの長期契約には先行投資の意味も含まれている。

 芸能評論家の肥留間正明氏が解説する。

 「『タレントはOLと同じ労働者』という判例がまかり通れば、芸能プロダクションの存亡にかかわる。芸能界では、1年先の仕事の契約は常識。タレントが勝手にやめれば、スポンサーとの仕事をこなすことさえできなくなります」

 判決は、タレント側にとってもデメリットがあるという。肥留間氏が続ける。

 「もし売れっ子タレントがCMなどの大きな仕事をしても、労働者のOLを基準として月給程度しか支払われない可能性がある。その代わり、やめる権利、移籍の権利はあるというのがプロダクション側の言い分になる」

 今回の騒動で小倉は、「みなさん、いろいろとご心配お掛けしてすみませんでした。これからは心機一転、お仕事を一生懸命頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と書面でコメント。交際中のヘアメークアーティスト(40)との結婚にも弾みがつきそう。

 近く新しい所属事務所を決めたいとしているが、水面下では“引き抜き”の噂も。

 「プロダクションの引き抜きに厳しい態度でのぞんできた芸能プロダクションの業界団体、日本音楽事業者協会が、どう対処するか注目される。『これでは芸能界のルールが成り立たない』と話す幹部もいる」(プロダクション関係者)と、まだまだ波乱含み…。

 

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