松田聖子“衰えぬ人気”の秘密…したたか聖子“天才世渡り術”とは

2011.10.24


竹内まりやとの強力タッグで注目を集める聖子【拡大】

 まさに“永遠のアイドル”松田聖子(49)の真骨頂だろう。11月23日にリリースする新アルバム「特別な恋人」を聖子からのオファーで作詞、作曲をシンガー・ソングライター、竹内まりや(56)がプロデュースする。

 聖子と大物女性アーティストのコラボは今回が初めてではない。デビュー3年目の1982年、松任谷由実(57)が作曲した「赤いスイートピー」が最初になる。ユーミンは呉田軽穂のペンネームで計7曲を提供している。

 尾崎亜美(54)は「天使のウィンク」「ボーイの季節」などを作詞作曲、ロックバンド「プリンセスプリンセス」の奥居香(44)も「Precious Heart」を作曲、矢野顕子(56)も「上海ラブソング」などを提供している。

 節目ごとに狙いを定めた聖子の“大物喰い”は歌の世界だけではない。

 CMの世界に目を向けると、最近では、2008年から富士フイルムの化粧品のCMで、中島みゆき(59)と共演している。「このCMは常に聖子が中心で、みゆきは二枚目半の引き立て役。つまり主役は聖子なのです」(大手広告会社クリエーター)

 これまでの実績からいえばシンガー・ソングライターの中島は、70年代から現在まで時代の先頭に立って疾走してきた超大物。聖子とは甲乙をつけがたいが、聖子が優位のCM作りには驚かされた。さぞかし中島は不満かと思うがそうでもないらしい。中島を知る関係者は「脇役だからみゆきが輝く。本人はとても満足している」と語る。両者ともに、したたかなイメージアップになっているようだ。

 みゆきの次は小泉今日子(45)との共演。スキンケア化粧品シリーズ「アスタリフト」のCM「衝撃の出会い」編では東京・丸の内のオフィス街で二十数年ぶりの「衝撃的な出会い」を演じる。

 このように聖子はユーミン、みゆき、キョンキョンと時代を代表するスターたちをことごとく取り込んで、自らのスタンスアップにつなげている。そして今度は最後の大物の竹内まりやを取り込んで大ヒットを狙っている。聖子は実に人の才能を利用する天才と言えよう。

 そういえば聖子に才能を提供した最大の人物は、作詞家の松本隆氏(62)ではないだろうか。松本氏は松田聖子の24曲連続オリコン1位中、17曲を手掛けたスーパースター・松田聖子の最大の立役者だ。

 「白いパラソル」「野ばらのエチュード」「風立ちぬ」「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」「レモネードの夏」「小麦色のマーメイド」「瞳はダイアモンド」「天国のキッス」「ピンクのモーツァルト」…など枚挙にいとまがない。

 まるで、聖子が松本氏の才能を食い尽くした感すら漂う。

 来年はNHK大河ドラマ「平清盛」に出演して大河ドラマを乗っ取る(?)勢い。聖子、まさに恐るべし!(芸能評論家・肥留間正明)

 

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