KEIKO襲った“くも膜下出血”…他人事じゃない

2011.10.27


意識はしっかりしているというKEIKO【拡大】

 5時間にわたるくも膜下出血の緊急手術により、意識を取り戻した歌手のKEIKO(39)。後頭部の激しい痛みを訴え、夫である音楽プロデューサーの小室哲哉(52)が救急車を呼び、適切な治療を受けたことで一命を取り留めた。働き盛りにとっては決して他人事ではない。

 “くも膜”とは、脳や脊髄を守るための膜のひとつで、その下に張り巡らされた血管が切れるとくも膜下出血が起こる。原因について、東京慈恵会医大附属病院脳血管内治療部診療部長の村山雄一教授が説明する。

 「ほとんどの原因は、脳動脈瘤の破裂によります。ただ、脳ドックで未破裂の動脈瘤が見つかったとしても、破裂する人は年間1〜2%に過ぎません。未破裂動脈瘤は適切な治療を受ければ、くも膜下出血のリスクを下げることはできます。それ以外でも急に動脈瘤が膨らんで、破裂してしまうことがあるのです」

 家族の病歴、喫煙など生活習慣のほか、「ストレスや心労も要因になります」と村山教授。

 一般に40〜50代に多く見られるとされ、女性の発症は男性の2倍といわれる。出血したときの症状は、後頭部を強打されたような激しい頭痛が特徴的だ。

 「初回の出血で病院へ搬送されても、約50%の方は亡くなっています。激しい頭痛を見逃さずに救急車を呼んでいただきたい」と村山教授はアドバイス。治療は、開頭手術だけでなく血管内にカテーテルを通す方法もある。出血を止めても完治とはいかない。

 「出血した影響で脳梗塞を起こす脳血管攣縮(れんしゅく)の可能性があり、開頭手術やカテーテル治療から2週間は、山となるのが一般的です」(村山教授)

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 一命は取り留めても予断の許さない状態が続く中、小室は病院内の簡易ベッドで仮眠を取りながら看病を続けているという。小室は26日に再開したツイッターで妻への心情をこう綴った。

 「音楽を創るための深みにしては、桂子はあまりにも身体を精神を酷使させてしまいました」

 「音楽家人生の正念場がいよいよやって来た様です」

 

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