大竹しのぶ「あなたの子供産みたい」…“魔性女優”知られざる本性

2011.11.04

 なでしこジャパンとともに今月2日、紫綬褒章を受章した女優の大竹しのぶ(54)。映画「青春の門(筑豊篇)」のヒロインに始まり、「鉄道員(ぽっぽや)」の泣かせる演技、舞台「奇跡の人」のヘレン・ケラー、そして現在上演中の「ピアフ」、どの演技も大女優と呼ぶにふさわしい。大竹は受章に際して、「出会った人みんなに感謝したい」と語った。一方で、彼女の魔性に振り回された人たちもいた。希代の“女優力”を彩った裏面史を追った。

 東京都立小岩高等学校を経て、桐朋学園大学短期大学部演劇専攻科中退。NHK朝の連続テレビ小説「水色の時(1975年)のヒロインに抜擢され、たちまち注目を浴びる。小太り気味だった彼女は「しのブタちゃん」と呼ばれていた。

 おっとりとした口調や雰囲気でバラエティー番組などでは天然ボケキャラとして受けたが、すべては“虚像”か。

 「おっとりした話し方はすべて演技。とにかく頭の回転が速く立て板に水のように会話をする。機転が利き洞察力がすごい。これと思った男は絶対に手に入れる激しい性格の持ち主」と発掘当時のマネジャー。

 一男四女の三女として生まれ、「しのぶ」という名前は『聖書』からつけられた。その激しい性格は幼年期の貧しい家庭からくる。元高等学校教師の父が結核にかかり、小学校1年のとき埼玉県に引っ越す。小・中・高とずっと学級委員で成績優秀だった。

 82年にTBSドラマディレクターの服部晴治さんと結婚する。しかし当時の服部さんは事実上婚約していた女優の中村晃子(63)と同棲中。それを知りながら大竹は服部さんを略奪して話題を呼んだ。中村から「泥棒猫」と罵られても全く動じない神経の図太さ。才能のある男は、決して逃さず男の才能を吸収するスタンスは松田聖子(49)と同じニオイがする。

 がん告知された服部さんの前で「私、あなたの子供を産みたい」と言い妊娠。生まれた子が現在マネジャーを務める長男の二千翔(にちか)さんだ。

 服部さんは87年に他界、葬儀はTBS緑山スタジオで行われたが、幼い二千翔ちゃんの手を引きカメラのフラッシュを浴びる大竹の姿が涙を誘った。

 彼女の魔性はますます磨きがかかる。前夫が亡くなる前からドラマ「男女7人夏物語」(TBS系)で共演した明石家さんま(56)とのデートが当時、“不倫”と報じられた。88年、さんまと再婚して、長女で現在はタレントのIMALU(22)を授かる。

 93年にはヘアヌード写真集『闇の光』を発売した。これはさんまと結婚当時に撮影され、「離婚の引き金になったのではないか」と出版関係者の間で言われたものだ。「樋口可南子に“ヘアヌード写真集1号”で先を越され悔しがった」という伝説も。負けん気は人一倍なのだ。

 さんまとは92年に離婚。この間、舞台『真夏の夜の夢』を演出した野田秀樹(55)との不倫が発覚した。さんまが「真夏の夜の悪夢だ!」と発言したのはあまりに有名。90年代には野田と5年間も内縁関係に近い同棲生活を送ったが入籍はしていない。

 それにしても不思議なのは、別れた男とこじれないことだ。現在でも「野田さんには感謝している」と自著やテレビで述べている。さんまと大竹はテレビ番組などで互いに結婚生活のことをネタにしている。そこに女優の“魔性”が潜んでいる。(芸能評論家・肥留間正明)

 

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