“SEXしたい”を連発!NHKドラマが主婦をアツくする!

2011.11.14


母(高畑淳子)、長女(木村多江)、次女(真木よう子)、三女(夏帆)。女優も個性派揃い=左から【拡大】

 女性目線の過激なセックス描写で今、主婦層を中心に世の注目を大きく浴びているドラマがある。今月1日スタートした「カレ、夫、男友達」(NHK火曜午後10時)だ。

 原作は、人気女流作家の江國香織による小説『思いわずらうことなく愉しく生きよ』。

 木村多江(40)、真木よう子(29)、夏帆(20)が演じる3姉妹を中心に、彼女らの両親までをも巻き込んで繰り広げられる、男女間の内面に潜む闇のようなものを描いている。

 ある意味、極端な症例をずらりと並べた愛憎劇風情で、陳腐な言い方かもしれないが、大なり小なり誰しもの心に宿る決して他人には悟られたくない非常識を、これでもかと視聴者に開陳する。

 怖いもの見たさ的な、見てはいけないものを覗き見してしまうような感覚が知らぬうちに植えつけられる点に、この作品の麻薬性が秘められているのかもしれない。

 3姉妹それぞれが持つ男女間の性に関する特異さを直截的に表現しているのが、従来のNHKらしからぬ点。

 次女(真木)は「カラダの相性」「セックスしたかっただけ」という台詞を連発しながらご飯を食べるかのように性への快感を求める女を演じる。三女(夏帆)は、セックスは子孫を残す手段としての生殖行為であって、恋愛感情は邪魔なだけと考え、あっけらかんと森本レオ(68)演じるホームレスのおじさんに処女を捧げる。

 そして、一番驚かされたのが長女(木村)。ユースケ・サンタマリア(40)扮するDV夫によって、着衣のまま全身マヨネーズをぶっかけられる。倒錯的愛情表現を受けざるを得ない主婦という設定だ。

 鈴木京香(43)が妙に色っぽかった昨年のNHKの「セカンド・バージン」を意識しつつ、それを上回るほどの性描写のオンパレードなのだ。

 とくにDV夫のマヨネーズ・プレイ(?)は、大きな反響を呼んだようで、「頭のてっぺんからマヨネーズだらけになる木村を、直視するには耐えられない」というドラマファンの声を聞く。女子高生の処女を頂いちゃう森本のキャラは、「過去のスキャンダルが連想されハマリ役すぎる」と笑う業界関係者も。

 NHKでは、司会の有働由美子アナウンサー(42)の“自由すぎる”司会が何かと話題の朝の情報番組「あさイチ」で最近、「セックスレス」や「閉経」を特集したばかり。批判もあるだろうが、何かの殻を破ろうとする姿勢は、評価すべきなのか。

 相変わらず薄幸役が似合う木村やナイスバディな真木もいいが、夏帆がカワイイのも見逃せない。(中年ドラマ評論家・KARL南澤)

 

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